武井壮

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21日放送、テレビ東京「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」に、陸上十種競技の元日本王者でタレントの武井壮が出演。27日に行われる競馬の日本ダービーを語った。

日本ダービーは皐月賞、菊花賞とともに、3歳世代で争われる「クラシック三冠」のひとつで、ディープインパクトやオルフェーヴルといった名馬たちが栄光を手にしてきた伝統のレースだ。

45歳となった今でも、陸上を中心に第一線でスポーツの魅力を伝え続ける“百獣の王”武井は、騎手とも親交が深いとのことで、一緒に食事にも出かけるという。武井は「自分の体の感覚に対する繊細さもあるし、本当にリスペクトしている」と明かした。

その武井は、今回の日本ダービーの有力馬を陸上短距離の選手たちになぞらえた。

まず、これまで無傷の4戦全勝を誇るダノンプレミアムについて、「前脚の動きが強烈。走るのに適した軌道」と称賛した武井は、日本人で初の9秒台を記録した桐生祥秀の名前を挙げる。

一方、皐月賞馬のエポカドーロのことは、「地面を蹴った後に戻りがはやい」と、後ろ脚に特徴があると指摘。「正しいポジションが取れているから」地面を長く押さない山縣亮太タイプと述べた。

3戦全勝のブラストワンピースは「一歩一歩が大きな、雄大な走り」と評価。「パワーと雄大な走り」がサニブラウン・ハキームを彷彿させるという。

武井自身が注目しているのも、ブラストワンピースだ。「持ってうまれた大きさを感じさせる馬」と称賛。「その伸びしろに一票投じたい」とエールを送った。