24日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、ゴルフの小平智(28)にインタビュー。アメリカツアーで初優勝を飾った男に迫った。

RBCヘリテージで6打差を巻き返し、日本男子史上5人目となるアメリカツアー優勝を果たした小平。その後の変化を問われると、小平は「僕はそんなに何も変わらないんですけど、帰ってきて反響が大きいので、そこにちょっと戸惑っています」と明かした。

「人前に出るのは恥ずかしいので、ゴルフで出るのはいいんですけど、しゃべったりするのが苦手なので」と、強気なプレーとは裏腹にシャイな小平。だが、ある選手の名前が出ると饒舌になった。4大大会優勝14回を誇る天才ゴルファー、タイガー・ウッズだ。

ウッズを「スター」と称賛し、かつてのスーパープレー集を「死ぬほど」見たという小平は、「人の期待以上のことをしすぎて、異次元というか、宇宙人みたいな、神様みたいな存在」と絶賛。同じ大会に出場したことに感動し、写真を撮ってもらったことがうれしかったと話した。

それだけ“タイガー愛”にあふれる小平だけに、パターも昔から同じものを使うほどのオタクぶり。過去7回の優勝は、すべての同じパターで成し遂げたという。

小平は来年から2年間のアメリカツアーのシード権を獲得した。あこがれのウッズと一緒に回る可能性もある。小平は「回りたいですね」と熱望しつつ、「めちゃくちゃ緊張してめちゃくちゃ(打数を)打つイメージしか湧かないですけど」と笑いを誘った。

小平といえば昨年、同じくプロゴルファーの古閑美保と結婚したばかり。7歳年上だが「年上っぽくないんですけどね」という小平は、夫人と「よくケンカもする」と明かしている。

そのうえで、小平は「すごい成績を残している人なので、やっぱりそこを超えたい」とコメント。「古閑美保の旦那って言われるのは嫌なので。『小平の嫁』っていうふうに言わせてやるっていうモチベーションもあるので、そこはすごいプラスに働いている」と、プライドをのぞかせた。