学生の窓口編集部

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全国の桜の名所1.隅田公園(東京都台東区・墨田区)

江戸時代、水戸徳川藩の下屋敷があった隅田公園は、滝廉太郎の唱歌「花」にも歌われている東京都内屈指の桜の名所です。隅田川12橋でも知られる吾妻橋から桜橋までの1kmの“墨堤”(隅田川の土手)には1100本の桜が咲き、見事な桜のトンネルが続く様子が見られます。

遊歩道を歩いたり、土手でのんびりしたりと花見スタイルは人ぞれぞれですが、おすすめは桜橋の上から向島と浅草両側の桜を眺めること!その他、水上バスや屋形船で隅田川から両岸の桜を愛でるのも、いつもと違う情緒ある下町、東京を感じられる素敵な場所です。

全国の桜の名所2.造幣局(大阪府大阪市)

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大阪市北区天満にある造幣局では、120年以上続く「桜の通り抜け」が1年に1回、1週間期間限定で行われます。大阪市民の春の風物詩は、約350本の桜が立ち並ぶ長さ560mの道にある約120種の桜を愛でる花見スポットです。会場内へ入るのにも行列ができますが、並ぶ価値を感じる人が後を絶たず、毎年多くの人が訪れます。

見どころは八重咲きの桜が多いことで、東京荒川堤のカンザンや京都のフゲンソウなどひとつの花の花弁数が20枚から40枚のとてもめずらしいものが取り揃えられています。また、大阪造幣局でしか見られない丸い小さな手毬のような「オオデマリ(大手毬)」は貴重な桜ですので探してみてはいかがでしょうか?

全国の桜の名所3.角館(秋田県仙北市角館町)

武家屋敷通りの情緒あふれる街が1年に1度、華やぐ秋田県角館。春に色づくシダレザクラは派手さがないものの、東北らしい奥深さややさしさが感じられる桜の名所で時間がゆっくり過ぎていくような、心安らぐ場所です。

そのクラシカルな建物群と数百本のシダレザクラは「みちのくの小京都」と呼ばれるにふさわしい上品な佇まいで多くの人を魅了しています。さらに、桧木内川堤の2kmに渡るソメイヨシノの桜のトンネルも見事です。

全国の桜の名所4.姫路城(兵庫県姫路市)

ユネスコ世界遺産にも登録されている兵庫県姫路市の姫路城(別名 白鷺城)は、世界的にも人気の観光スポットで外国人観光客も多く訪れる桜の名所です。一番人気の白漆喰の壁面と石垣と桜が楽しめるスポットは西の丸の桜林で、シダレザクラとお城との光景は時間を超越した歴史も感じられる優美な場所となっています。

その他、桜並木のある三の丸広場ではお弁当を持参してレジャーシートを敷いてゆっくり花見を楽しむことができます。夜間の桜のライトアップは満開時に開催され、姫路城の夜桜をじっくり堪能できます。

全国の桜の名所5.上野恩賜公園(東京都台東区)

毎年100万人以上の花見客が桜の時期に訪れるのが、東京都台東区にある上野恩賜公園です。桜は奈良県の吉野山から移植され、今ではソメイヨシノを中心に1200本の桜の木が公園内に立ち並びます。

特ににぎわうのは公園桜通りで、桜の満開時の週末は桜よりも人の数に圧倒され、自分のペースで歩けないほどのにぎわいを見せます。夜桜がライトアップされるため宴会も華やかになります。その他、不忍池の弁天堂周辺もおすすめで「うえのさくらまつり」開催中は、ぼんぼりの灯りと弁天堂の朱色の柱、八角堂と桜がベストマッチするお花見絶景スポットとなります。

全国の桜の名所6.高田公園(新潟県上越市)

日本三大夜桜に数えられる高田公園の桜は新潟県上越市にあり、木造の極楽橋を渡って高田城城内へ入り花見を楽しむ風情のある公園です。桜はほとんどがソメイヨシノで薄紅色の桜が美しく、合計で4000本を超える見応えのある桜の名所です。

夜のお花見はライトアップされた桜がお堀の水面に映し出され神秘的、岸の桜も真っ暗な夜空の中に桜が幻想的に照らされてきれいな光景が広がります。全長300mのさくらロードは夜のデートスポットとしてもにぎわいます。

全国の桜の名所7.三春の滝桜(福島県田村郡三春町)

福島県の三春町にある「三春の滝桜」は、日本三大滝桜のひとつで、そのシダレザクラの樹齢は推定1000年以上! 国の天然記念物(桜の木では第1号)に選定されている誉れ高い一本木の桜です。桜の花びらが、滝のようにしなやかにしだれ落ちる姿は圧巻で、その花びら一つ一つの濃いピンク色が、生命力と存在感を感じさせてくれます。

三春町は桜の時期に梅と桃の花が同時に咲き、3つの春がいっしょに楽しめるのもポイントで、東京では、赤坂サカス赤坂Bizタワー壁画「四季樹木図」や皇居宮殿の正殿(松の間)杉戸絵「桜」にも描かれています。

全国の桜の名所8.吉野山(奈良県吉野山)

1年に1度、濃淡の美しいピンク色に山が彩られる「日本一の桜」は奈良県吉野町にある吉野山です。山の麓からだんだんと頂上に向かって咲き誇る桜は、駅周辺の下千本、如意輪寺周辺の中千本、吉野水分神社周辺の上千本、奥の金峯神社の奥千本と4つのエリアに分けられ、ゆっくりゆっくり山を桜で染めていきます。吉野山は山全体でおよそ3万本の桜の木があるといわれているため、花見を長くゆっくり楽しめる場所となっています。

名木も数多く、上千本・竹林院群芳園の樹齢300年の天人桜や桜本坊のベニシダレヒガンザクラ夢見楼、中千本の東南院多宝桜のシダレザクラはマストビューポイントです。山全体が世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されていますので花見と合わせて吉水神社、金峰神社、吉野水分神社、金峯山寺などを一緒に巡ってもいいでしょう。

全国の桜の名所9.弘前城(青森県弘前市)

春先の気候によっては、4月下旬〜GWにかけてお花見を楽しめる青森県弘前市の弘前城の桜は、何重にも重なり美しく花が咲くように改良され、毎年ボリュームたっぷりに咲き誇ります。園内は古木の桜が多いのが特徴で、日本最古といわれているソメイヨシノもあります。

国の重要文化財江戸時代建立の弘前城天守閣、5つの城門と3つの櫓、和橋など桜とのコントラストはフォトジェニックな1枚が撮れると大人気。2018年は100周年の節目を迎える「弘前さくらまつり」が行われ、園内に200軒ほどの屋台が限定オープン、青森のグルメと桜をいっぺんに満喫できます。

全国の桜の名所10.兼六園(石川県金沢市)

石川県金沢市にある兼六園は、岡山後楽園と水戸偕楽園とともに日本三名園に数えられ、庭園は金沢市のシンボル、桜の名所として地元の人に愛されています。見所は曲水沿いの桜並木と桂坂口から霞ケ池の途中にある桜ケ岡で、曲水には野鳥が戯れる姿を見ながら桜を見ることができます。

園内の名木ケンロクエンキクザクラは、ひとつの花に300枚以上の花弁がつく桜で千歳橋近くにそびえ立っています。全国的にも珍しい桜ですので、見逃しなく花見を楽しみましょう。兼六園では残念ながらレジャーシートなどを敷いたお花見はできず、お休み処でのお花見となりますのでご注意ください。   

全国の桜の名所11.岡崎公園(愛知県岡崎市)

日本100名城に選ばれている岡崎城は、徳川家康の祖父が移築した城でこの城で家康が誕生したことから神聖地として崇められています。「神君出生の城」という異名を持つ城がある岡崎公園は、春になるとソメイヨシノを中心にオオシマザクラ、ヤマザクラなど約2000本の桜の花が咲く、岡崎市の桜の名所、東海随一の夜桜が楽しめる場所となっています。

特に天守閣と桜の競演は何時間見ていても飽きることはなく、一生に一度はお花見で訪れたい場所です。三河平野を一望できる岡崎城5階の展望台もお花見スポットとして隠れた人気を誇っています。

全国の桜の名所12.新境川堤(岐阜県各務原市)

歌舞伎役者 市川百十郎が、境川の堤防工事が終了後に1000本の桜を寄贈したのが始まりといわれている桜の名所で、川の両岸に咲き誇るソメイヨシノは、満開時に川面を覆い尽くすように大きく枝を伸ばし花見客を魅了します。

土手を降りて川沿いを歩くこともでき、桜が新境川にかかる光景を散歩しながら楽しむことができます。おすすめは、桜まつり期間中の花見船に乗ってのお花見。船頭さんの楽しいトークと百十郎桜の歴史を知る趣あるものとなっています。新境川にかかる鉄橋には名鉄電車も走っていますので、電車に乗って桜を楽しむこともできます。

全国の桜の名所13.錦帯橋(山口県岩国市)

岩国市錦川にかかる錦帯橋は、木造五連の太鼓橋という独特の橋で1673年完成後から改修工事を重ねながら当時の姿をそのままにその場所に佇んでいます。錦帯橋周辺では錦川の河畔や上流のいざない街道にはソメイヨシノの桜並木が連なり、山口県有数の桜の名所として知られています。錦帯橋の上から桜を愛でたり、対岸から桜と錦帯橋の眺めを楽しんだりとたくさんの花見を楽しむ方法がある場所でライトアップもされるため、昼と夜の二度花見を楽しむことができます。

錦帯橋横山側にある桃山風南蛮造りの岩国城がそびえ立つ吉香公園にも桜並木があり、吉香神社や錦雲閣など藩政時代の建物と遊歩道の桜を楽しむことができます。

全国の桜の名所14.熊本城(熊本県熊本市)

平成28年の熊本地震で大きな傷を負ってしまった熊本城は、地震災害により有料区域の立ち入りの制限はありますが、毎年きれいにソメイヨシノをはじめとした約800本の桜の花が咲き誇ります。桜越しに眺める天守閣は代表的な眺めであり、まだ復興半ばではありますが城内の桜の木は毎年、春になると美しくきれいに咲き誇ります。

加藤清正が手がけた熊本城は日本三名城に数えられ、日本桜の名所100選にも選ばれています。現在再起中ではありますが、桜の馬場城彩苑、二の丸広場では一部お花見を楽しむことができます。イベントやおもてなし武将隊の演舞も行われていますので2019年の春のお花見、ぜひ足をお運びください。

全国の桜の名所15.名護城公園(沖縄県名護市)

沖縄県名護市の名護城公園は日本一早くカンヒガンサクラが見頃を迎える公園です。名護市東部の丘陵地一帯に名護城址を中心に公園が広がっています。カンヒガンザクラは約4800本が並び、沖縄独特の日差しと特有の濃いピンクが南国らしさを演出します。

沖縄県には花見の風習がなかったため、名護城の桜は植樹も昭和62年に始まりましたが、今では桜まつりも開催され、満開時に合わせてライトアップも行われています。桜の季節は1月下旬から見頃を迎え、日本一早い花見を楽しみたいなら沖縄県名護市で一足先にお花見をするのもいいでしょう。

いかがでしたか? このほか、日本にはもっともっとたくさんの桜の名所がありますがここでは全国桜の名所厳選15か所をご紹介しました。少しでも早く寒い冬が終わり、春の日差しがあたたかくなる頃に、ぱっと色づいた桜のトンネルを楽しい仲間といっしょにお花見したいですね。新入学生や、サークルの新しいメンバーとも親交を深めるいい機会になりそうです。

執筆者:つかさあおい

学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。