ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence) photo : Getty Images

2012年の『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー主演女優賞を獲得、若手演技派の代表格として活躍するジェニファー・ローレンス。ある作品のオーディションに落ちたことが未だに残念だという。

ジェニファー・ローレンスが今でも出られなかったのが悔しいと語る映画、それはティム・バートンの『アリス・イン・ワンダーランド』。先週出演したラジオ番組で告白した。「オーディションに落ちて本当に落ち込んだのはこのときだけだったと思うわ。ほとんどの場合、落ちても『私には向いていなかったということね。さあ、次!』っていう感じなんだけれど、『アリス・イン・ワンダーランド』のときは打ちのめされたわ」。ご存知の通り、この映画でアリス役を射止めたのはミア・ワシコウスカ。悔しいとはいえ、ジェニファー曰く「ミアは完璧で素晴らしかった」。

ティム・バートン(Tim Burton)、ミア・ワシコウスカ(Mia Wasikowska)photo : AFLO

このオーディションの話は親友のエマ・ストーンともしたことがあるとか。「エマとこのことを話したことがあるわ。私たちは昔、いつも同じオーディションを受けていたから。私たちのキャリアは全然違うから、今になってみるとおかしなことに見えるけれど」。ちなみにジェニファーはエマが主演した『小悪魔はなぜモテる?!』のオーディションも受けていて「あの役もすごくやりたかった」。

エマ・ストーン(Emma Stone)、ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence) photo : Getty Images photo : Getty Images

これまで映画『トワイライト』シリーズやドラマ「ゴシップガール」のオーディションも受けたことが明らかになっているジェニファー。『トワイライト』のベラ役が射止められなかったことは「悔しいと思っていない」という。

ちなみに『アリス〜』が公開されたのは2010年。ジェニファーが主役を演じた『ウィンターズ・ボーン』が公開され大絶賛されていたのと同じ頃。この作品でジェニファーはアカデミー賞主演女優賞を始め世界中の映画祭で賞にノミネートされ、一躍注目を集めた。今でも残念だと本人は語っているけれど『アリス〜』のオーディションに合格していたら、その後のキャリアはまったく変わっていたかも!