なぜ大迫はドイツで初の退場処分に? 決勝PK奪取と思われたが…無念の“演技判定”
2-2で迎えた後半アディショナルタイム、大迫が相手エリア内で倒されるも…
日本代表FW大迫勇也が所属するケルンは、現地時間2日にブンデスリーガ第14節でシャルケと対戦し、敵地で2-2と引き分けた。
先発出場の大迫は決定的なシュートを放つなど存在感を示した一方、試合終了間際にドイツに渡ってから初となる退場処分。「物議を醸すイエローカード」とドイツ紙「エクスプレス」は報じているが、日本人ストライカーに何があったのか――。
試合は大迫が序盤に惜しいシュートを放つも、前半36分にFWギド・ブルグシュタラーの一撃でシャルケが先制。ケルンも後半5分にFWセール・ギラシが同点弾を決める。後半27分にシャルケMFアミネ・ハリトが勝ち越し弾を決めるも、ケルンは再びギラシが決めて2-2に追いつく白熱の攻防となった。
そのなかで後半アディショナルタイムに、まさかの瞬間が訪れる。ケルンが相手ゴール前に攻め入るなか、こぼれ球に反応したのが大迫だった。味方がドリブル突破を図り、相手DFに阻まれるも、ボールは中途半端な形でエリア内に転がり、大迫が素早く反応。ボールを拾った瞬間、シャルケMFベンジャミン・スタンブリが足を伸ばす。大迫はこれを華麗にかわしたかに思われたが、足が引っかかって転倒した。
決勝PK奪取かと思われたが、トビアス・シュティーラー主審はファウルを受けたと欺くシミュレーション行為と判定。前半32分と合わせて、この日2枚目のイエローカードを受けた大迫は、ブンデスリーガで自身初の退場処分を受けた。
「主審は全てをよく見ていた」と判定に正当性
ドイツ紙「エクスプレス」は「ユウヤ・オオサコは、シャルケ戦で物議を醸すイエローカードを受け、出場停止処分を受けなければならない」と伝え、シミュレーションを取られた大迫のプレーに言及している。
また、衛星放送「ユーロスポーツ」ドイツ語版は、「この日本人はペナルティーエリアを突破しようと試みて、スタンブリが伸ばした足をジャンプした。しかし、シュティーラー主審は全てをよく見ており、そして正しく反応した」と指摘。主審が下したジャッジの正当性を主張した。
2枚目のイエローカードを受けた瞬間、大迫は猛抗議に出ることもなく、静かに判定を受け入れている。主審は間近でプレーを見ており、大迫は渡独後初の退場処分もやむなしという様子だった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
【動画】「シャルケvsケルン」のハイライト、日本代表FW大迫が後半アディショナルタイムに渡独後初の退場処分(該当シーン:4分48秒付近~/動画期限:18年1月1日)
「シャルケvsケルン」のハイライト、日本代表FW大迫が後半アディショナルタイムに渡独後初の退場処分(該当シーン:4分40秒付近~/動画期限:18年1月1日)

