ブッフォンもW杯で見ることはできない photo/Getty Images

写真拡大

10日の1stレグでは1-0でホームのスウェーデン代表が勝利を収めていたこのカード。13日にイタリアのホームで2ndレグが行われ、イタリアは逆転でのワールドカップ出場権獲得を決めようと必死の猛攻に出た。

序盤からホームのイタリアが80%近いポゼッション率を維持し、スウェーデンが必死に守る構図となり、イタリアが次々とシュートを浴びせていく。前半にはFWチーロ・インモービレがGKの股間を抜くシュートを放ったが、これもスウェーデン守備陣がクリア。イタリアとしては追いつけそうで追いつけない苦い展開が続く。

後半に入っても両チームのスタンスは変わらず、スウェーデンはFWも含め全選手が自陣に戻って徹底的に守る。イタリアはステファン・エル・シャーラウィ、アンドレア・ベロッティ、フェデリコ・ベルナルデスキら攻撃的なカードを次々と切っていくが、なかなか決定機を作ることができない。結局スウェーデンが放った枠内シュートは前半の1本のみとなり、イタリアがゲームを支配していたのは間違いない。しかしイタリアはシュートを20本放っても追いつくことができず、180分通してまさかの無得点。

アウェイでも粘り強く守ったスウェーデンが2試合合計1-0で勝利し、2018ロシアワールドカップ出場権獲得を決めた。

[スコア]

イタリア 0-0 スウェーデン