篠原涼子 撮影/廣瀬靖士

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「上の子は、どんどん親離れしていきそうな気配を感じています。“ひとりでお留守番できるよ”って言ってきたり、“チュッ”ってするとふかれますし。下の子もそれをまねするようになってしまって。なので、最近チュウチュウ攻撃をしてもふかれちゃうので、ちょっと悲しいです(笑)」

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 月9ドラマ『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』(フジテレビ系 10月23日 夜9時スタート)で、主演を務める篠原涼子。いま話題の“市議役”に初挑戦!

「演説シーンは大変でしたね。朝から夜まで演説で話すシーンをロケで撮ったときは大声を出し続けるのでのどがかれそうになってしまったことも。でもエキストラの方々が私のセリフに“うんうん”って本気でリアクションをとってくださっていて、それを見たときは思わずグッときて、泣きそうになってしまいました」

 篠原演じる佐藤智子と同じ選挙区で戦う、代々続く政治家一家の強敵ライバル・藤堂誠役の高橋一生とは初共演。

「私は、一生さんはものすごく温度の合う方だなって思いました。お芝居が上手だから、上手な方とやると、こっちも上手になれるような気がするんです。いるだけで雰囲気のある方なので、その存在感がこの作品にも出ていると思います!」

 働きながら家計を支え、家事育児と日々奮闘する智子とは、演じる篠原も共通点が多く、

「私もお家に飾るものなどにお金を使うっていうよりも、子どもが描いたり作ってきてくれたものを飾るタイプなので、智子の部屋にもそういうものがあって“わかる、こういうことやる!”って(笑)。あとは、子どもが寝静まったあとに、主人と乾杯するのが幸せなことだったり♪ 人としても、彼女は人のために頑張る女性で、私もこの仕事を“みんなに笑顔になってもらいたい”っていう気持ちが最初から今もあるので、通じるものがありますね」

 10代から常に最前線で活躍し続ける篠原は、年齢を重ねるたびにその輝きが増している。

「いろいろなことを経験させていただけているっていうのもそうですし、あとはどんな小さなことでも、褒めてもらえるのがすごくうれしいんです。スタッフの方々から“よかったよ!”って言われると、すぐうれしくなってしまって。単純なんです、私(笑)」

忙しい日々を支えるのは可愛いわが子

 撮影などで忙しい日々。そんなとき、篠原を支えるものはやっぱり可愛いわが子。

「子どもは私にとって、大切なエネルギー源です。どんなに疲れていても、子どもの顔を見ると、声を聞くと、癒されるんです。風邪をひいたときも、子どもがいてくれたらそれだけで治りそうな気がするんです」

 子どもが作ったおもちゃも部屋にきちんと飾るなど、わが子への愛情がとまらない♪ 特に大切にしているのは毎年、子どもたちがくれる“誕生日プレゼント”なんだとか。

「毎年、私の誕生日に手紙をくれるんです。それを去年のと見比べてみると、子どもの文字の上達だったり、書く内容が増えていたり、“あぁ、こんなに変わったんだな”っていうのをすごく感じるんです。そういう些細(ささい)なことがすごくうれしくて。大したことじゃないんですけど、本当、親ばかなんです(笑)」

 女優としても、“これからもいろいろな役に挑戦したい!”と満面の笑顔。実は、ほかにも“欲ばり”な一面が!?

「実は、ブッフェとかもすごい食べちゃうんです。こないだ、撮影の合間にフードコートに行ったときもラーメン3つも頼んでしまって(笑)。もちろん、スタッフと分けて食べたんですよ。あれも食べたい、これも食べたいって思ってしまうタイプなんです」

気になる“あのこと”聞いちゃいました!

 ロングへアをバッサリ切って、どうですか?

「髪の毛を切って、楽になりました! 以前は髪が長くて乾かないので、夜寝る前にしか髪の毛を洗えなかったんです。でも今は、朝も夜もいつでも洗えるので本当にいいですね!」

 その美しさの秘訣、教えてください♪

「飲み物は、お茶とかソフトドリンクなどはあまり飲まないようにしています。ミネラルウォーターを、運動などをするときは1日3リットルくらい。運動しないときも、1〜2リットルは飲んでいます。あとは、食事ですね。季節のものを必ず取り入れるようにしたり、糖質や脂質、塩分をとりすぎないように注意しています。そうはいっても、ジャンクフードとかを食べちゃうときもあるんですけどね(笑)」

 撮影の合間に行く場所は?

「空き時間があると、買い物をしに大型スーパーなどによく行きます。そうしたら、ドラマで共演している斎藤さん(司/トレンディエンジェル)がたまたま営業で来ていて、バッタリ会っちゃって。私が手を振ったら、斎藤さんが“ビックリしすぎて芸人っぽく驚けなくてすいません”って。なんか私が追っかけしているみたいになっちゃいました(笑)」