児嶋一哉

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「渡部の結婚式だってよ!」

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 10月8日、友引の日曜日。都内にある明治記念館は、アンジャッシュ・渡部建と佐々木希の話題で持ちきりだった。

 9月28日に行われたイベントで、挙式について渡部は、

「落ち着いてから……」

 と、日程が決まっていないかのように濁していたが、渡部は親族とごくごく限られた芸人仲間、佐々木は一部の親族と仕事でお世話になっている少数の関係者のみに参加者を絞り、実は極秘で式の準備を進めていたのだ。

「明治記念館は、かつて市川海老蔵さんや神田うのさんが挙式を行った場所。セキュリティーの高さからこの場所を選んだのでしょう」(スポーツ紙記者)

 昼すぎから始まった儀式殿での神前式では、簾(すだれ)を降ろしてマスコミを完全にシャットアウト。両家の親族のみが見守るなか、指輪交換や巫女(みこ)の舞い踊り、玉串拝礼などが行われた。

 午後2時からは2階の会場に場所を移し、披露宴。参加者からはこんな感想が。

「渡部さん側の列席者は40人ほどでしたが、佐々木さん側は少なくて。普通は新郎新婦でゲストの人数を合わせると思うのですが、佐々木さんの事務所が制限を設けたみたいですね」

 新郎を立てようとした配慮、ということだろうか。

 会場は出入り口をパーテーションで見えないようにするなど、やはり厳戒態勢だったが、渡部の相方・児嶋一哉や出川哲朗、ラバーガールら芸人仲間も参加して、なごやかな雰囲気。序盤を盛り上げたのは、クイズ大会だ。

「ふたりの馴れ初めにまつわるものでした。“付き合いだして、初めての佐々木さんの誕生日は何をしたでしょう?”なんて問題が出題されていましたよ」(前出・宴の参加者)

 中盤は、芸人仲間による余興のレベルを超えた祝福のネタ大会。

 西野カナのヒット曲『トリセツ』の替え歌が披露され、佐々木が女性司会者から「のんちゃんはどうでしたか?」と振られる場面も。

 そして、スピーチではあの人が意外な一面を見せた。

「児嶋さんがいつものスベリ芸とは違い、饒舌にトークを展開させて会場は爆笑でした。これにはコンビ愛を感じましたね。

 出川さんのスピーチには、佐々木さんの事務所スタッフが一番感動していました」(前出・宴の参加者)

 終盤では、スピーチをしてくれた人の著書をPR芸人として紹介した渡部。新婚旅行については「年内中に!」と答えていた。

 最後はウルフルズの『笑えれば』が流れ、新郎新婦のお見送りとなったが――。

「渡部さんは、佐々木さんの事務所スタッフから”一緒に頑張っていきましょうね”と終始プレッシャーをかけられていて。事務所の看板女優と結婚するのも大変なんだと思いましたね」(前出・宴の参加者)

 同い年の児嶋とのコンビ愛に優るとも劣らない“夫婦愛”を育んでほしいものだ。