JYJ ユチョンを告訴した女性、記者会見で激白「今もあの日の記憶が生々しい」(総合)

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JYJのユチョンに性的暴行を受けたと虚偽告訴した嫌疑(誣告:ぶこく) などで裁判を受けた20代の女性A氏が、第ニ審で無罪判決を受けた後、心境を伝えた。

A氏は2015年12月、自身が働く風俗店でユチョンと合意の上、性関係をしたにも関わらず「ユチョンから性的暴行を受けた」という内容の告訴状を、ソウル江南(カンナム) 警察署に提出した疑いで裁判を受けた。ユチョンを性的暴行で告訴した2番目の女性だ。

ユチョンが今年3月、売春及び性的暴行の嫌疑と関連した4件で、全て嫌疑なしの処分を受けた中、検察はA氏を誣告嫌疑で起訴、第一審で懲役3年を求刑したが、ソウル中央地裁は7月、陪審員7人の満場一致の意見を受け、第一審でA氏に無罪を宣告した。検察がこれに不服して控訴することで、裁判は長期化された。

その後A氏は本日(21日) 午前、ソウル中央地裁で行われた第ニ審の宣告公判で無罪を言い渡された。そして、裁判所の付近で「ユチョンの性的暴行被害者に対する誣告告訴事件」に関する記者会見を開催した。A氏は法律代理人であるイ・ウンウィ弁護士と一緒に出席し、ブラインドの後ろで心境を伝えた。

この日、A氏は「望まない性関係を強制的に受けた後、体が痛くて家に帰りたいと思った。もどかしかったが、いざ家に帰ろうとした時、力が抜けてしまい、駐車をしてたくさん泣いた。誰も信じてくれないと思って、練炭を使って自殺したら警察が調査してくれるだろうとも思った」と話した。

彼女は「結局タサンコールセンター(ソウル市が運営する総合電話案内・相談センター) に電話をかけると、警察官が訪ねてきた。警察官に話したが、相手が有名人だから理解してくれないと思った。また、のちに仕返しされたらどうしようと心配になって、名前を明かすことができなかった。それで通報を取り下げた」と伝えた。

涙で話すことができなかったA氏は「当時の警察官が(私を) 残念に思いながら、いつでも考えが変わったら連絡してと話した。時間が経てば衝撃も忘れるだろうと思ったが、そうではなかった」と伝えた。

「『いつかは告訴することができるだろう』という思いで、当時使った生理用品も捨てられずに保管していた。加害者を見ると息が止まり、加害者を褒めるような話も聞きたくなかった。『風俗店の従業員の話を誰が信じれくれるだろう』『当時、なぜ告訴しなかったんだろう』という考えで辛かった」と告白した。

続いて「そのような状況で誰かが私と同じく、性的暴行を受けたと告訴したという記事を見て、当時が思い出されて気分が悪くなり、加害者にそれではダメだろうと話してあげたかった。警察官の話を思い出し、すぐに112番(犯罪通報) にメールを送った」と説明した。

また「いざ告訴しようとすると大変だった。当時、インタビューを受けた記者と弁護士のサポートを受けて告訴した。誣告で逆に私を告訴した。私が誣告罪で裁判まで受けることになるとは、予想もできなかった」と伝えた。

A氏は「当然、納得することができなかった。事実ではないから。誣告で非難を受けたり、人々に誤解されるとは思わなかった。合法的に運営している風俗店だ。出勤して2週間も経っていなかった。被害過程を堂々とインタビューで答えたが、人々は悪質なコメントを書き込んだ」と話した。

続いて「難しく、助けてくれる家族や知人たちがいない状況だったので混乱していた。ユチョンが私を誣告の疑いで告訴した。のちに逮捕状を請求した。怖かった。『これが私が住んでいる韓国なのか』と思った。捜査機関で私の話を信じてくれなかったという事実にがっかりした」と伝えた。

「0時になってやっと拘置所から出ながら感じた恥辱は、今も残っている。なぜこのようになったのか、捜査記録を確認したかった。一体どんな根拠で虚偽事実だと判断するのか。実際に捜査記録を確認したら、加害者の陳述はつじつまが合っていないのに、なぜ加害者の話を信頼するのか納得することができなかった。風俗店に対する偏見も感じた。風俗店の従業員の前に、普通の女性だ」と訴えた。