2017年8月31日、バーチャルシンガー「初音ミク」が誕生から10年の節目を迎えた。ニコニコ動画で人気に火が付きブームを生み、ホログラムでステージに出演するなど、単なる音声ソフト以上の存在となっている。

その初音ミクと公式にコラボしているのが千葉県千葉市だ。幕張で開催される「初音ミク マジカルミライ2017」を市として後援するほか、コラボの一環として31日限定で千葉市の市章が初音ミクバージョンになるのだ。

ただでさえ天使のミクが...

31日13時現在、千葉市の公式ページとツイッターアカウントはこうなっている。


千葉市の公式ページ(画像はサイトのスクリーンショット)


公式ツイッターアカウントのアイコンも変更されている

初音ミクバージョンの市章が見られるのは当日の21時までで、それ以降は通常の状態に戻る。

このコラボの発案者であり、千葉市長の熊谷俊人氏は、市章をコラボデザインに変更したことについて

とコメントしている。

事の発端は、市章が初音ミクのシルエットに似ている、というネット上の反応を熊谷市長が知ったことにある。それがこうして市のサイトまで巻き込む動きになったことは確かに「大胆な企画」と言えるだろう。

このツイートには、柔軟なコラボに対するファンからの称賛のリプライが多数送られており、中には初音ミクに限らず、新たなコラボも期待する声もあった。