今井絵理子の不倫釈明に妻側が反論「一線は越えていない」に批判の嵐(写真はイメージです)

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『週刊新潮』(新潮社)に今井絵理子議員(33)との不倫疑惑が報じられた神戸市議・橋本健氏(37)の妻側が弁護士を通じて、7月30日放送に放送された『Mr.サンデー』(フジテレビ系)にコメントを寄せ話題を呼んでいる。

 FAXで寄せられたコメントは、橋本市議の主張に異論を唱える内容となっており「妻に離婚事由に相当する問題があるなどというのは極めて不誠実な釈明」とした。これは、橋本市議が7月27日に行った会見で、4・5年前から事実上婚姻関係は破たんしていることや、1年前から離婚の申し出をして別居も始めているという主張に対する回答だ。

 さらに橋本市議が「婚姻関係が破たんしている中、恋愛は認められるものと認識していた」という主張に対しても妻側は「そんなことは全くなく、不誠実な釈明」とコメント。昨年橋本市議から一方的に離婚してほしいと言われた後は、生活費も大幅に削減されたことも主張している。また、今井議員は7月27日に報道各社にFAXにて「略奪不倫ではない」ということを説明。さらに「一線は越えていない」ということも強調して伝えている。

 こうした報道の裏で、今井に対し「裏切られた」「本当に一線を越えていないの?」「口先では何とでも言えますからね」といった辛辣なコメントが寄せられている状況だ。

「今井議員はシングルマザーで聴覚障害者の息子を懸命に育てている、というところから有権者の支持を集めていました。しかしこうした不貞を疑うような言動が、彼女と同じような境遇にあった有権者にとっては、まさに“裏切られた”と感じざるを得ないでしょうね」(政治部記者)

■今井絵理子の言動に芸能界からも”不快感”

 また元SPEEDのメンバーとして芸能界に関わっていた今井には、支持層の中にかつて同グループを応援していたファンも多い。現在活躍する芸能人にも、かつてのファンはいたようで、今月4日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演していたタレントのウエンツ瑛士(31)もその一人だ。かつてファンクラブに入っていたというウエンツは、今回の件に関して「守りたいけど守れない。つらい」「いいわけが多い」とがっかりした様子を見せていた。

「番組では司会の松本人志(53)も不快感を示す発言をしています。『週刊新潮』ではグリーン車で手をつないで眠る二人の写真に“一線を越えてはならないと言っても、あの手を握って東海道を越えとるやないか”と毒のあるツッコミを入れ、“議員1年生”でもあり期待値の高い存在だったからこそ、票を入れた人がガッカリするだろうと苦言を呈していました。松本と同感の視聴者も多かったのではないでしょうか」(前出・政治部記者)

 この一件が、今後の議員活動に影響を及ぼすことは間違いないだろう。しかし議員を辞職しても、今井議員が生活に困窮することはないという。

「今井議員は沖縄県の軍用地を自身の土地として持っており、その額は1億円と言われています。借主は国となるため、確実に借用料などが入りそれだけで財テクになるのです。こういった手堅さを持ちあわせているため、今後もしぶとく政界を生き残っていくのではという声もあるようですが……」(前同)

 現在さまざまな議員の辞職が相次いでいるが、今井議員は今後どのような行動をとっていくのかにも注目が集まるところだ。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する