学生の窓口編集部

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水の都「ベネチア」。一生に一度は行きたい観光地ですよね。時間によって異なる顔を見せるベネチアの景色は、まるで夢の世界のよう。ベネチアは島の中心地には車が進入禁止となっていますので、徒歩や水上タクシー、水上バスなどが主な交通手段です。あてなく歩き回るのも楽しいですが、道も複雑なのであらかじめ見たいスポットをチェックしておくことをおすすめします。

そこで今回は、ベネチアのおすすめ観光地をご紹介。旅行の前に知っておきたいベネチアの治安や飛行時間、旅費などについても解説します。ぜひチェックして、最高の旅にしましょう!

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■ベネチアの治安

ベネチアは、イタリアの他の地域に比べて大きな犯罪や事件に遭遇する確率は高くないと言えるでしょう。しかし、小さなトラブルは変わらずあるようで、例えば島めぐり中の“無料見学"がぼったくりや詐欺行為に繋がっていたり、ガラス工場の無料見学ではお土産のワイングラスが箱入りでラッピングされていて日本で開封してみると全く別の安っぽいグラスだったり、ほかにもタックスフリーの用紙がもらえなかった、まとめ買いで安くなるところか計算間違いのふりをして余分に請求された等のトラブルが発生しています。無料見学といえどもあの手この手でだまそうとしてきますので注意が必要です。

■時差と飛行時間

日本とベネチアの時差はマイナス8時間で日本の方が、8時間進んでいます。サマータイム中はマイナス7時間、日本の方が、7時間進むようになります。

日本からベネチアへの直行便はないため、アリタリア航空東京(成田)からローマ・フィウミチーノ空港へ直行便で飛んでから、ベネチアへ移動するのが望ましいでしょう。東京から直行便でローマまでは12時間〜13時間のフライト、ローマからヴェネツィア・テッセラ空港に行くためには乗換が必要です。

空の玄関口はヴェネツィア・テッセラ空港(マルコ・ポーロ国際空港)、2002年にオープンしたばかりです。イタリアでは4番目に忙しい空港とのデータもあります。

陸の玄関口、鉄道で国内移動の場合は国鉄サンタルチア駅がスタート地点になります。べネチアでは、中心部のバス・車両の進入が禁止されているので、水上バス、水上タクシー、バスに乗り換えが必要になります。

■ベネチアまでの旅費

アリタリア航空で行く「ベネチアフリー(パッケージツアー〈航空券+ホテル〉)5日間」を各社検索してみると、料金はシーズンやホテルランク、滞在日数で差があるものの、およそ7万円(最安値、目玉商品)〜25万円台まで料金差がありました。7月〜8月はオンシーズンで高値、12月上旬が最安値となっています。冬のオフシーズンで気をつけなければならないのはアクア・アルタ(高潮)です。水没したベネチアも幻想的ですが、観光するとなるとやはり大変ですので避けたほうがいいでしょう。

■言語

公用語は、イタリア語です。世界的リゾート地もあり、英語が通じる場所もあります。簡単なイタリア語のフレーズは覚えて現地に行きましょう。「クレジットカードで払えますか」=ポッソ パカーレ コン ラ カルタ ディ クレディト、「トイレはどこですか」=ドーヴェイル パーニョ トイレット? など ちょっとした使えるフレーズはとっさのときに役に立ちます。

■その他注意事項

ホテル予約サイトからの宿泊予約についての注意事項ですが、料金比較サイトからのホテル予約は、値段やグレードを優先してついつい、ホテルの場所の確認を忘れがちです。現地でホテルにたどり着けなかった、という失敗談もよく耳にします。

よって、ホテルの場所が駅から近いのか、見つけやすい場所にあるか、タクシーやバスなど交通手段はなにかをきちんと把握してから予約しましょう。

それでは、続いてベネチアのおすすめ観光地を一挙20スポットご紹介します。

ベネチアのおすすめ観光地1.サン・マルコの鐘楼

16世紀に赤レンガと大理石で造られたこの大鐘楼は98メートルの高さを誇り、多くの観光客で賑わいます。この塔は1902年に一度倒壊してしまったため、現在の大鐘楼はその後に再建されたものとなっています。見晴台に飾られたライオン壁画が特徴的です。尖塔の頂には黄金の「ガブリエル大天使像」が輝き、これは風向きによって回転するそうです。「大鐘楼」という名前の通り、見晴台には毎日2回、12時と18時に荘厳なメロディーを奏でる鐘が付いています。見晴台から一望出来る広場や対岸のサンタマリア・デッラ・サルーテ教会、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会はもちろんのこと、水上都市としてのベネチアを見ることができます。階段を上ることはなくエレベーターで一気に昇るので、疲れることもありません。



ベネチアのおすすめ観光地2.ドゥカーレ宮殿

サン・ガッカリア駅から徒歩2分、金の階段や外観の細やかなイスラム建築の装飾が見事なドゥカーレ宮殿は、ベネチアの歴史的な美術館のひとつです。この建物は8世紀に建設され、15世紀に現在のような姿に改築されたといわれています。かつては総督の官邸及び職場、裁判所として使用されていました。
宮殿内部に展示されている絵画はベネチア共和国時代に飾られていた品物で、当時の共和国の威容が伺えます。

豪華な外観に劣らず、室内規模もとてもすばらしいものです。中でも「元老院の間」共和国時代約1,000年の富と権力、そして受け継がれてきた歴史が感じられる空間となっています。

ベネチアのおすすめ観光地3.サン・ザッカリア教会

ドゥカーレ宮殿の前からスキアヴォーニ河岸をしばらく行くと小さな広場に出ます。その広場に面した教会がサン・ザッカリア教会です。教会の起源は9世紀にまでさかのぼり、その後何度も改修されましたが15世紀末のマウロ・コドゥッシの改修によって、ヴェネツィアン・ルネッサンス様式の現在の姿になりました。頂には聖人ザッカリアの像が飾られています。

教会内部はベネチア派の絵画で埋め尽くされ、聖書のエピソードをモチーフとしたものやベネチア共和国の歴史を題材としたものが多いです。薄暗くひっそりとした空間のなかには当時のベネチア共和国の隆盛や経済的・文化的な裕福さを彷彿とさせるものがあります。近隣にはベネチアの名産品であるレース製品を売るお店もあります。

ベネチアのおすすめ観光地4.サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂

小さな運河を渡ったところにある、琥珀色のゴシック様式の建物がサンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂です。祭壇の後部に飾られたティツィアーノの代表作「聖母被昇天」やドナテッロの木彫り彩色像「バッティスタ」他、祭壇画や彫刻などの素晴らしい芸術作品が置かれています。堂々たる教会内部は12本の円柱に支えられた十字型となっています。側廊には7つの礼拝堂があり、見学も可能です。
教会内部にはたくさんの美術作品やモニュメントがあふれていますが、それぞれをゆっくりと鑑賞する前に、まずは身廊の中央部よりも手前側に立って主祭壇の方向を見ることをおすすめします。そうすると、聖歌隊席のアーチに完璧に縁取られる形で、主祭壇にあるティッツィアーノ作の「聖母被昇天」の絵を目にすることができるからです。

中央身廊にある聖歌隊席も大変見事で、運がよければここでミサに参加することもできます。教会の荘厳で統一感がありバラ窓やステンドグラスから差し込む光はとても美しいです。

ベネチアのおすすめ観光地5.カレッツォーニコ

ベネチアの大運河、カナル・グランデ沿いにあるバロック様式の館です。17世紀半ばに貴族の家の館として建設されましたが、現在はベネチア芸術の美術館となっており、絵画や彫刻などの美術品、調度品や家具を展示しています。運河沿いから見える建物正面と、そこから続く壮大な中庭はかつて貴族が住んでいたということを実感させるような優美な造りとなっておりとても素敵です。内部はギャラリーとして開放され、当時の画家の作品がたくさん展示されています。17、18世紀のベネチア絵画の宝物庫と言っても過言ではないでしょう。

ベネチアのおすすめ観光地6.リアルト橋

リアルト橋は、その外観から「白い巨象」ベネチアの大運河カナル・グランデに架かる橋の1つです。水上都市であるベネチアはその海抜の高さから、古くより洪水の被害に遭うことが多くありました。しかしこの橋の周りだけは被害を免れたため、この集落の一帯がベネチアの商業の中心地となったのです。銀行や商品取引所で賑わっていたため、かつては「富の橋」と呼ばれていました。立派なV字の建築デザインに大きな石造りのアーチと欄干が特徴的です。

昼間は活気にあふれ、露天商やストリート ミュージシャンが橋を彩ります。お洒落に欄干にもたれながら、橋下の運河を流れるゴンドラを眺めることもできるでしょう。どこまでも続く大運河は、写真に収めたくなる美しさです。夜になると打って変わり橋の上は静けさに包まれます。周辺はライトアップされ、運河に映りこんだ光が水面の微かな揺れとともにきらきら輝き、とても幻想的な風景です。

ベネチアのおすすめ観光地7.フェニーチェ劇場

18 世紀に建てられたこのフェニーチェ劇場は、新しいオペラを上演する欧州随一の劇場です。かの有名な音楽家ヴェルディやロッシーニも作曲家人生の中でこの劇場での公演を何度も行いました。その名前は「不死鳥」を意味し、3度の火災に遭いながらも灰の中から蘇り、美しく華やかな壮観を保ち続けています。

オペラの開演前ならば内部の見学も可能です。座席から見える華やかな眺めだけでもとても心が癒されます。豪華絢爛な天井には大きなシャンデリアと天使の彫刻が施され、観客席全体も金箔での装飾がなされています。時間によっては劇場内のガイドツアーに参加することもでき楽屋やロイヤルボックスなど普段は見て回れないような場所も案内してもらえます。

ベネチアのおすすめ観光地8.ため息橋

ドゥカーレ宮殿へと向かうこの橋は、サン マルコ広場すぐの場所にあります。17 世紀にドゥカーレ宮殿の尋問室と刑務所をつなぐために建造されたもので、成り立ちは暗いものではあるもののカップル達に人気のスポットとして知られています。

「ため息」橋という名前の由来としては、囚人達が窓から美しい街を見ながら後悔のため息をついたという言い伝えからきているそうです。また、運河からもこの橋を見学することができ、ゴンドラに乗って橋の下をくぐり抜けると幸せや悲しみの表情を浮かべる顔の彫刻を見ることができます。

日没にゴンドラに乗ったカップルが橋の下でキスをすると、永遠を約束された愛と喜びが与えられるという噂もあります。パートナーと観光に来た場合はぜひ訪れるべき観光地でしょう。

ベネチアのおすすめ観光地9.サン・マルコ広場

サン・マルコ広場は、大運河に面したベネチアで最も有名な広場です。ベネチアの人々の生活の中心としておおよそ10世紀以上栄え続けてきた広場であり、人々の賑わいの中に一際輝く豪勢なサン マルコ寺院や空高くまでそびえ立つ鐘楼などたくさんのものに目を奪われることでしょう。



広場に連なるアーケードではカフェでカプチーノを頂くのもよし、テラス席で景色を一望しながら食事をするのもよしと楽しみ方はさまざま。夕暮れ時、人が段々と少なくなってきた頃にはカフェでバンドの生演奏を聞くこともできます。愉悦に浸りながらワイングラスを傾けるのもおすすめです。

ベネチアのおすすめ観光地10.ゲットー

現在では誰でも自由に訪れることができるようになったゲットー。四角く大きなパステル カラーの建物が小さく閑静な広場の周りを囲んでいます。当時の悲劇を今に伝えるこの地。街を散策する中で、あなたはきっとこのゲットーの持つ歴史に思いを馳せることができるでしょう。

16 世紀、当時のベネチアは差別的な社会でした。ベネチア共和国にいたユダヤ人たちはみなこの小さな島に隔離されてしまいます。シェイクスピアのベニスの商人での描写を思い返してみれば、その壮絶さは理解できることでしょう。

しかしその中でも独自の文化が花開き、ルネサンス期にはさまざまな文化背景を持つユダヤ人の祈りの場が建設されました。それらは現在も見学が可能です。また、ユダヤ人博物館に行くこともおすすめします。ベネチアにおけるユダヤ人の歴史について学ぶこともできるでしょう。

ベネチアのおすすめ観光地11.ベネチアのゴンドラ

ベネチアに観光に来たらぜひ体験して頂きたいのが、大運河カナル・グランデを渡るゴンドラクルーズ。何世紀にも渡り、水上都市ベネチアの交通手段であり続けたそれは、現在も大水路の岸と岸をつなぐ渡し舟として公共交通機関の役割を果たしています。大運河から狭い水路へとゴンドラで進むと、水上から雄大なベネチアの景色、世界遺産の街並みを眺めることができます。船頭さんの奏でる緩やかな水のリズムに揺られながら見上げる美しい世界遺産の街は、大変迫力があるものでしょう。このゴンドラに乗らずしてベネチアを語ることはできませんね。



ベネチアのおすすめ観光地12.サン・ジョルジョ・マッジョーレ島

イタリア本島から水上バスヴァポレットで数分の島、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島は、青い空に映える真っ白なサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会がある島です。
17世紀完成で古代ローマ建築の美しい外観は初めて見る人を虜にしてしまうかもしれません。内部では「マナの収拾」「最後の晩餐」「キリスト降臨」などの大作を見ることができます。また、教会の鐘楼に入ることもできるためそこからサン・マルコ広場やジュデッカ島を見下ろすと絶景が広がり、イタリア旅行の至福のときになるでしょう。



ベネチアのおすすめ観光地13.ムラーノ島

アドリア海に浮かぶ島々の中でもムラーノ島は特に、ベネチアの富豪達の別荘として過ごすことの多い島だったそうです。島のガラス職人は門外不出のガラス細工技師で、島に隔離されガラス製品づくりに勤しんだ職人もいたようです。ムラーノ島のベネチアガラスは輸出品として貴重な品で、他国との貿易の際にはベネチア共和国に多大なお金をもたらしました。

島のガラス博物館は、古代から現代までのガラス作品を展示しています。際立ってすばらしい作品は、ベネチアガラスの最盛期15世紀のものだそうです。ベネチアグラスのアンティーク名品がそろっています。

ベネチアのおすすめ観光地14.ブラーノ島

ベネチアから40分のブラーノ島は、運河の両側の住宅が赤やオレンジ、スカイブルーのカラフルなペンキで塗られ外壁を装飾しています。なぜこのようにカラフルな塗装になったのでしょう。それは、この島に住む住人がほとんど漁師で、漁の帰りに濃霧で自分の家が見えなくなってしまうため鮮やかなペンキで自分の家を目立つ色に塗ったからだということです。

また、この島はベネチアンレースが有名で、漁師のお父さんを待つ間、島の女性達はレース編みを楽しんでいます。そんなのんびりとした島の風景をぼーっと見ながらブラーノ島を散策するのも、日本人にとっては「何もしない」贅沢な時間かもしれませんね。お土産に、本物のレース編み製品を手にとってみてください。

ベネチアのおすすめ観光地15.トルッチェロ島

この島はベネチア発祥の地と言われ、7〜10世紀の全盛期には人口およそ2万人越の華やかな島だったそうです。現在は島には人影もまばらで、忘れ去られたような空気さえ流れ、ベネチアで一番寂しい島となってしまいました。
しかし、ベネチアで最も古い教会であるサンタ・マリア・アッスンタ聖堂(639年)やベネチアを代表する教会サンタ・フォスカ教会などは今も変わらず島に佇み、かつての栄華を取り戻そうとしているかのようです。

おすすめは、そんなベネチアの島を1日で巡る「3島巡りツアー」です! およそ4時間半のコースですがムラーノ、ブラーノ、トルッチェロを順番に効率よく回れますよ。

ベネチアのおすすめ観光地16.リド島

リド島といえば、長さ12kmの細長い島で、ハワイのワイキキやフランスのニースのような国際的なリゾート地。実は毎年9月に行われる世界三大映画祭のベネチア映画祭、そしてヴェネツィア・ビエンナーレが行われる世界的に有名な場所なのです。

映画祭で上映される映画やその展示は、切符を購入すれば一般のお客さんも見ることができるので、9月にベネチアに旅行の計画がある人はリド島に足を伸ばしてみてください。有名女優や映画関係者に出会えるかもしれません。

リド島はヴィスコンティの映画「ベニスに死す」の舞台でもあるので、映画ファンには夢のような島でしょう。砂浜にあるたくさんの三角屋根の小屋はプライベートの小さな海の家のようなもので、年間契約があるということで驚きですね。

ベネチアのおすすめ観光地17.ベネチア・カーニバル

世界三大カーニバルの一つに数えられているベネチア・カーニバルは、2017年は、2月11日〜28日に行われましたが、毎年年に1回(2月末〜3月上旬)サン・マルコ広場で行われる仮面コスチュームカーニバル(謝肉祭)です。15〜16世紀頃から始まり、厳格な決まりはなく「仮面を付けて自由を楽しもう」と貴族から庶民まで、身分関係なく交流するお祭りが始まりといわれています。

このベネチア・カーニバルは、仮面舞踏会のようなベネチアンマスクとコスチュームで仮装して街を練り歩いたり、毎日行われる「仮面コンクール」で順位を争ったりする企画もあり、見学者もコスプレする人も楽しんで参加するお祭りです。2018年は、1月27日〜2月13日が開催予定とのことですので、今から旅の準備をして、現地で独特の空気感を味わってきて下さい

ベネチアのおすすめ観光地18.オステリア・ダ・フィオーレ

※写真はイメージです。

アドリア海の海の幸を料理に豊富に取り入れ、伝統的なベネチア料理を提供する、ベネチアで唯一のミシュラン一つ星レストラン「オステリア・ダ・フィオーレ」。地元でもなかなか予約の取れない店として知られています。
超がつくほどおいしいワインをベネチアグラスでいただき、食事はどれもボニッシモ!(最高)と叫びたくなるほどのおいしさです。メインディッシュの魚もスパイダークラブも本当に上品でおいしい料理ばかりです。

予約は、ホテルで相談してみると運よく席が空いている日もあるそうです。日本からは直接予約サイトで席をリザーブすることもできます。

ベネチアのおすすめ観光地19.トラットリア・アッラ・マドンナ

日本語メニューがあるイカ墨パスタ発祥の店「トラットリア・アッラ・マドンナ」は、ベネチアのサン・マルコ広場、リアルト橋周辺にあります。名物のクモガニのサラダやボンゴレスパゲッティ、海の幸のリゾットなどは人気のメニューで、だれしも1度は味わいたい1品。ちなみに、魚介のフリッターも隠れファンが多いです。

テレビ番組で紹介されたこともあり、店には日本人観光客が多く、店員さんも日本語であいさつや呼び込みをしている時間帯もあります。予約なしで入れるのは午後9時過ぎ頃ですので、少し遅い夜にトラットリア・アッラ・マドンナで食事するのもいいでしょう。

ベネチアのおすすめ観光地20.プンタ・デッラ・ドガーナ

プンタ・デッラ・ドガーナは、中世の時代の「海の税関」で、日本人建築家の安藤忠雄が古い建物を改装した現代美術館です。イタリアのアーティスト、マウリツィオ・カテランの作品などが展示されています。サン・マルコ広場の対岸にあるプンタ・デッラ・ドガーナは、グランド・カナルとジュデッカ・カナルが合流する場所にあり、水上バスはサルーテで下船してくだい。

ベネチアのおすすめ観光地をご紹介しましたがいかがでしたか? ベネチアを思い切り楽しめるよう、事前に行きたい場所をリストアップして旅に出ましょう。

執筆者:つかさあおい(ナレッジ・リンクス)
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。