【ファンキー通信】あのキューピーが重犯罪で収監?

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 旅先でよく見かけるご当地ストラップ。有名キャラクターが各地の名産品や観光スポットにちなんだ格好をしていて、お土産にと思わず手を伸ばしてしまう方も多いのでは?

 中でも目を疑ってしまうのが右の画像の監獄キューピー。横じまの囚人服を身にまとい、口の周りには不精髭、そして足には鉄球がつながれています。囚人というわりには目元もぱっちりしていてかわいくて、愛嬌のある風貌です。

 この監獄キューピーが手に入るのは北海道の網走監獄と釧路空港。網走監獄といえば、「地の果て」ともよばれ、重犯罪人が収容されるあの有名な刑務所。発足時の囚人の数は1392人で、その三割以上が無期懲役。そのほかの囚人も刑期12年以上の重罪人だったといわれています。現在は博物館にもなっていて、過去の資料を展示しています。そこのお土産として、監獄キューピーが販売されているのです。

 そんな網走監獄で売られてるキューピー・・・かわいい顔をしていますが、なにをしてきたかわかりませんよ。みんなに愛されるマスコット、キューピーがなぜ囚人になってしまったのでしょうか。この監獄キューピーの企画を担当した方にお話を聞いてみたところ、どんな罪を犯してきたか等、「詳細は秘密です」と軽くかわされてしまいました。ますます気になりますね。

 ご当地キューピーは309種類もあるそうで、北海道だけでも8種類。「かわいい!」ものから「あれ?」というものまで、それぞれ観光スポットにあわせた格好をして、あなたが手に取るのを待っています。

 309種類の中でもこの監獄キューピーは、ひときわ異彩を放っています。かわいい顔の裏にはどのような過去が隠れているのでしょうか。そんなミステリアスな魅力にひかれて、あなたもきっと監獄キューピーのことが気になってしまうはずです。(文/verb)