酔客でにぎわう夜の六本木。2月上旬の夜9時過ぎ、その交差点近くに2台の車が止まった。女性2人にはさまれて降りてきたのは、第66代横綱にして、現在は相撲界から離れ、実業家やタレントとして活躍する花田虎上(46)。

花田は、女性4人と男性3人に囲まれて、会員制の高級クラブへ入って行った。

2時間後、店から出てきた花田はかなり酔ったようす。男性4人で歩きはじめると、路上の客引きに「かわいい子いるの?」と声をかける。

もう1軒はしごして、次の店から出てきたのは深夜1時。店の女の子の腰に手を添え「いいじゃ〜ん。俺が守るからさ。一緒に行こうよ〜」。だが女性は誘いに乗らず、そのまま男4人でタクシーに乗り消えて行った。

花田は08年に倉実夫人(37)と再婚し、2人の娘に恵まれている。09年には千葉県内に敷地140坪の大豪邸も建てて――。こんなデレデレ夜遊び、本当に大丈夫なの?

「花田さん夫婦は、本当に仲がいいよ。スーパーでも、よく奥さんと2人で買い物に来てる。毎朝、娘さん2人を車で幼稚園と小学校に送るのも花田さんの役目。家族4人で海岸を散歩するのもよく見るよ」(近所の住人)

倉実夫人に電話で聞いた。

「いまはもう、夫が都内に行くのは、仕事でだけですからね。そこでの“男の付き合い”を女がとやかく言うものじゃないですよ」

夫を立てつつ(?)、その口ぶりは“豪気”そのもの。

「(娘の送迎も)そうなんです。毎朝やってくれてます。家のことは全部やってくれますよ。夫婦仲は、いいですよ(笑)」

明るく取材を笑い飛ばした。優勝5回、一時代を築いた元横綱だが、手綱はしっかり握られているようで――。