XFN-ASIAによると、マレーシア自動車最大手プロトンの顧問を務めるマハティール前首相は4日、記者団に対し、マハリール現CEO(最高経営責任者)の留任の意向を示した。これはマハリール氏が政府の自動車政策を批判したとの一部報道に答える中で明らかにしたもの。マハティール前首相は、「マハリール氏の地位のいかなる変更についても考えていない。マハリール氏にはプロトンの信頼性を守る義務がある」とした。一方、大株主である政府系投資会社カザナ・ナショナルから、取締役の一部入れ替え要求があったことを認めた。また、独フォルクスワーゲンとの合弁事業によるハイブリッドカー事業については、早ければ目標としている5年後より早く、生産に着手できるとの見方を示した。  【了】