XFN-ASIAによると、インドネシア国営ガルーダ航空のエミルシャー・サタル社長は、国営ネガラ・インドネシア銀行(BNI)との間で、ジェット燃料購入資金の融資を受けるため、協議していることを明らかにした。また、現金収入を確保するため、不良資産の売却も予定していると語った。同社長は、燃料費高騰による費用増加分900万ドルを含め、総額9900万ドル(約110億円)の資金調達が必要としている。同社長によると、ジェット燃料価格は今年に入って1リットル=38セントから同49セントまで上昇した。また、同社の財政状況は銀行など金融機関からの借入金が8億2600万ドル(約920億円)、納入業者に対する返済債務が4億5400万ドル(約510億円)となっている。 【了】