AFX通信によると、英住宅金融大手ネーションワイドは4日、6月の英国消費者信頼感指数を発表した。それによると、雇用指数の大幅下落を反映して、前月よりさらに下落した。7つの指標のうち、5つで減少がみられ、1つは変わらずだった。下落幅が最大だったのは半年先の雇用に対する信頼感を示す指標は、12パーセンテージポイント低下した。これは、ネーションワイドが昨年、信頼感指数の調査を開始してから最低水準となった。英国の経済状況と経済先行きに関する指標も5パーセンテージポイント下落した。ネーションワイドの対外広報部長アラン・オリバー氏は、「過去6ヵ月間で、国民の不安を反映して、7つの指標すべてが低下している」と述べた。【了】