温家宝首相、中比越による南シナ海共同原油探査を再強調
XFN-ASIAによると、中国の温家宝首相は、周辺各国で領有権を争っている南沙諸島近海の南シナ海で、中国、ベトナム、フィリピンの3ヵ国の石油会社が出来るだけ早い時期に共同で石油探査を開始する必要性を改めて強調した。中国国営新華社通信が同日付で伝えた。それによると、温首相がメコン川流域開発計画(GMS)の第2回首脳会議で、ベトナムのファン・バン・カイ首相との会談で語ったもの。これに対し、ファン首相は、ベトナム、中国、フィリピンの3ヵ国で共同探査を推進していくことで協調していくと応えた。
これら3ヵ国は、3月には南沙諸島近海の石油探査で共同調査を行うという歴史的合意を行っている。他に南沙諸島の領有権を主張しているブルネイとマレーシア、台湾からは、現在のところ反応はない。ブルネイ以外で領有権を主張している各国は、同諸島に軍隊を駐留させている。【了】
これら3ヵ国は、3月には南沙諸島近海の石油探査で共同調査を行うという歴史的合意を行っている。他に南沙諸島の領有権を主張しているブルネイとマレーシア、台湾からは、現在のところ反応はない。ブルネイ以外で領有権を主張している各国は、同諸島に軍隊を駐留させている。【了】