ディスコ(東京・文京、新留正朗社長)は、オンライン求人票システム「キャリタスUniCareer(略称:キャリタスUC)」をリニューアルした。今後、採用広報の開始にあわせ、求人情報を大学に向けて配信していく。

 「キャリタスUC」の前身は2008年にサービスを開始したUniCareerで、利用校は800校を超えている。

 今回のリニューアルでは、ディスコが提供する就職情報サイト「キャリタス就活」との連携を強化した。キャリタス就活に採用情報を掲載中の企業がキャリタスUCを利用して学校に求人票を配信すると、配信実績がキャリタス就活の学生画面上に表示される。

 また、学生は先輩の「就活体験レポート」を閲覧することができるほか、3月からは「キャリタス就活2018」上に先輩のレポートがあることが分かるようにアイコンが表示されるため、学生は自校生を採用する意思がある企業を判断できる。

 企業向けには、求人票やインターンシップ情報の配信・管理、企業情報の登録・公開などのほか、学校とのメッセージ送受信などの機能があり、登録・利用は無料となっている。

 1月時点で2万7000社を超える企業から利用申し込みがあり、企業と学校のネットワークを利用して学生の就職支援を行っていく計画だ。