クラスに2〜3人いるってコト!? 実は身近すぎる「うつ病リスク」をチェックして
厚生労働省の調査によると、日本人の15人に1人がうつ病にかかる可能性があるのだとか。つまりクラスに2〜3人程度はいる計算に。自分には関係ないと思っていても、実は身近な病気なのかもしれません。
そこで今回は、『Woman Wellness Online』の過去記事を参考に、うつ病リスクの高まる思考パターンやNG習慣をご紹介します。
■自己責任思考は危険!?
『1つでも当てはまったら要注意！「うつになりやすい人」の思考グセ』によると、あらゆることを「自分のせいだ」と考えてしまう“自己責任思考”は、うつ気分を加速させるのだとか。
人生はどんなに努力をしたり気を付けていたとしても、間違いや思わぬ不幸に見舞われて、周りの人たちに助けを求めることを必要とする場面があります。しかし、そんなときに自己責任思考が強いと、本当に必要なSOS発信ができなくなってしまうのです。
ときには反省も必要ですが、いつも自分を責め続けていては息苦しくなってしまうもの。自分の思考パターンを知り、新しい考え方を取り入れることで、考え方の偏りを少しずつなくしていけるといいかもしれません。
■これからの季節特有のうつも
これからの季節はどんどん寒くなり、暗くなる時間が早くなっていきます。そのせいか気分が落ち込みがちに……。
『晴れた日はとにかくアレ浴びて！この時期多い「季節性うつ」の対処法』によると、冬は特に季節のせいのうつが発症・進行しやすい季節なんだとか。
症状の特徴は、食欲が増して炭水化物や甘いものばかりを食べてしまうようになることで、これは通常のうつ病とは真逆。
また、季節性うつは、日照時間が短い地域で多いとされているそう。日照時間は、メラトニンの分泌リズムと関係し、そのメラトニンはうつ病に影響を与えるセロトニンと深い関係にあるのだとか。つまり、日に当たる時間が短くなると、両者がともに分泌のバランスを崩してしまい、うつが引き起こるのです。
対策としては、まず日を浴びること。晴れた日は寒くても積極的に外に出て日を浴びることが大切だそうです。
■アナタはどう？うつ病危険度チェック
季節の変化はある程度避けられないことかもしれません。しかし、自分のせいにしてしまう思考グセなど、“自分自身のこと”であれば変えていくことも可能なはず。
『どうも力がでないなら…今スグ試したい「うつ病危険度」チェックリスト』では、うつ病の危険度チェックができます。次の（1）〜（8）は、うつ病になりやすい性格の特徴なんだとか。
（1）無責任なことはできない
（2）仕事のミスなどを誰かのせいにするのは許せない
（3）何事にも積極的な方だ
（4）明るく元気が取柄
（5）実は落ち込んでいても明るくふるまう方だ
（6）面倒見がいい方だ
（7）几帳面である
（8）どちらかというと神経質な方だ
これを見ると、いわゆる“頑張り屋さん”タイプが危険性が高いのかもしれません。もし「私も当てはまってる……」と心当たりがあるなら、ときにはさぼってもOKと自分を許してあげることも大切だそうですよ。
いかがでしたか？ ときには頑張りすぎていないか生活を見直して、心をゆっくり休めてあげるのもいいかもしれません。
（Woman Wellness Online編集部）
【画像】
※ Rawpixel.com / shutterstock
