丸みがポイント！「可愛いのに頼れる先輩」に見えるお仕事メイク
テキパキと仕事をこなし、後輩からも憧れられる……理想の姿ですよね。誰からも頼られるしっかり者ということは、母性の強い優しい女性像ということ。
また流行だけにとらわれない芯の強さには、誰もが憧れを抱くものです。もし仮にアナタが仕事はできるのに頼ってもらえない……ということが悩みであるならば、それは外見の“強さ”と“優しさ”のバランスを見直すことが大切です。
そこで今回は、プロのヘアメイクとして年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が、後輩に頼られる女性がやっているオフィスメイクをご紹介します。
■意志の強さは眉が決める
アイメイクをしっかり盛りたいから眉は薄めに……と“ぼんやり眉”になっていませんか？
実は、眉が薄いと無表情に見られてしまい寂しげな印象に。せっかく上手にメイクしていても「何を考えているかわからない」と思われてしまっては台無しですよね。
ポイントは、アイメイクは後回しで眉からメイクを始めること。顔全体が“薄い”状態から描きはじめることでいつもより自然に強めに眉を描くことができます。
■アイメイクは目尻上がりのブラウングラデ
下がり目の優しい目元も女性的で良いのですが、ちょっと幼く頼りなさげに見られがち。
目元は全体をハイライトカラーでくすみを飛ばしたら、目尻側のみブラウンシャドーで斜めに引きあがる目尻を強調させましょう。そうすることで、キリッとした印象を与えます。
アイラインも引きたいところですが、やりすぎると逆に近寄りがたい印象に。あえて“ノーライン”で柔らかさを残しましょう。
■チーク＆リップは丸みを意識
チークは自然な血色を与える程度のナチュラルカラーで頬の丸みを強調させ健康的に。
リップは知的な印象を与えるベージュカラーをオン。この時、リップブラシでアウトラインをきっちりととり、ちょっとオーバーリップ気味に描きましょう。
そうすることでふくよかな印象を与え、悩みを相談したくなるような母性が演出できます。
いかがでしたか？ いつもとメイクの手順を変えて、強さと優しさを兼ね備えた“頼れる女性”を演出するのも楽しいですよね。ぜひ、明日からのオフィスメイクの参考にしてみてください。
【筆者略歴】
※ 古賀真知子 ・・・ メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。
【画像】
※ bokan / Shutterstock
