【ファンキー通信】今年の夏は浴衣でモテろ!

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 日本独特の服装である浴衣は、日本人の魅力を倍増させる力を持っている。それはもちろん女性に限ったことではなく、男性にとっても強力な武器になるのだ。今年の夏は浴衣を粋に着こなしてモテようじゃないか!

 往年の浴衣ファンから初心者まで、幅広いファンを持つ日本橋高島屋さんの話によると「浴衣は日本人ならではの粋なかっこよさを引き出すんです」とのこと。浴衣をシャキッと着こなすことで、粋という日本のかっこよさが身につくのだ。

 また、浴衣と帯の組み合わせで自分の個性を演出することができる。最近は若者向けのデザインが豊富で、龍やこうもりをあしらった浴衣やドクロ柄の帯など、チョイワルなアイテムが人気だ。龍の浴衣にドクロの帯で危険な男を演じるのもまた一興。

 ではモテるための浴衣の着こなし方は? 

「無地の浴衣で、帯を柄物や鮮やかな色に。柄物の浴衣には、シンプルな帯を合わせる。ちょっと遊びを入れるのが粋な着こなしのコツです(日本橋高島屋呉服売り場担当・鈴木さん)」。

 浴衣でモテる上で重要なのは帯の結び方。帯が緩かったり結び目がきちっとしていないと、浴衣もたるんでだらしない印象を与えてしまう。帯をしっかり結べればあなたも粋な男の仲間入りなのだ。「帯の結び方は、わかりやすくレクチャーさせていただきます。解説書もつけているので家に帰っても結べますよ」。それでも心配だというあなたには、マジックテープで簡単に結ぶことができるワンタッチ帯もある。

 下駄の粋な履き方は「ちょっと小さめを選び、かかと部分がはみ出すくらいで履くのがポイント」。鼻緒と足の指の付け根の間に余裕ができることで、鼻緒が擦れることもないし、歩きやすい。女性の前で足が痛いなどと弱音を吐かないためにも、下駄の履き方は重要なのである。

「日本人は浴衣に合った体型なので、誰でも似合うんですよ」と、なんとも心強いお言葉。日本人の魅力を最大限に引き出す浴衣を武器に、粋な男がこの夏を制する! イタリア気取りなんかに負けるな!!(文/verb)