パターに悩みを抱えるボミは試行錯誤…(撮影:標英俊)

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<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 2日目◇24日◇利府ゴルフ倶楽部(6,551ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント』初日に1アンダーとスコアをまとめるも、5バーディ・4ボギーと珍しく、出入りの激しいラウンドとなったイ・ボミ(韓国)。2日目は4バーディ・2ボギーと初日に比べ安定したゴルフを見せたが、現在グリーン上での迷いを払拭するためパターをテスト中だとか…。
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 初日は大会前から続いていた大雨の影響を考慮して、『オデッセイ ホワイトライズiX #1SH』よりも全体的に重量の重いパターを投入したが、ショートパットのタッチが合わず。「昨日パターを変えましたけど、距離感は良かったんですけど、ショートパットが合わなかった。練習していない段階でチェンジするのはやっぱり難しいな、と思って…」と2日目はエースパターに戻してきた。
 『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』では大会開催前に北海道を襲った台風の影響により、重く、コロがりの悪いグリーンでプレー。同大会後に“重いグリーンでパンチが入ってリズムが悪くなる”という悩みをコーチに相談したところ、「重いパターに変えれば、力を入れなくてもコロがりがいいから、試してみればと…」とアドバイスを受け、テストの意味も込めて、パター選択に着手。当初はエースパターに鉛を張って対応しようと試みるも「ヘッドウエイトだけが重くなってしまうので、全体の重量バランスを考えたものを試したかった」と断念。久々にエースパター以外で試合に挑むこととなった。
 重量のあるパターだけにコロがりはよくなったものの「フェースが異なるパターでエースよりも打感が硬かったこともあって、打ち出しの最初のスピードのイメージが違うからショートパットで合わなかったすね」とやはり違和感は感じる。だが「いいテストになりましたね」と得るものはあったという。
 以前パターへの信頼を尋ねた際には「いまはシーズン途中にパターはなかなか変えません。以前はけっこう変えていたんですけど、3年前にこのパターにしてからはなくなりました。いまはこれ以上いいものがないと思っています」と口にしていたボミだが、パットの悩みを取り除くため、さらに安定感を求めるために試行錯誤をしている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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