熊本の女子高生がラジオ番組で報告「まだ受け入れられない感じ」

4月18日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」で、パーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭が、熊本で避難生活を送るリスナー（17歳・女性）と電話をつなぎ現在の状況を聞きました。



とーやま校長「今は、どこにいるの？」

リスナー「家の近くの避難所になっている中学校にいます。お昼は家の片づけに行って、夜は怖いから避難所で寝てます」

あしざわ教頭「家は大丈夫だった？」

リスナー「ヒビが入ってしまいました。もう一度大きい地震が来たらどうなるかわからないので、片付けのときも余震が来たらすぐ逃げるようにしてます」

とーやま校長「今は外で電話してるの？」

リスナー「はい。体育館の外で電話してます」

とーやま校長「ご飯は食べられてる？」

リスナー「今日からいっぱい配給がきて、だいぶ食べられるようになりました。お風呂も昨日自衛隊の方が設置してくれて、久しぶりに入れました」



とーやま校長「よかったなぁ。家族は大丈夫だった？」

リスナー「全員大丈夫でした」

とーやま校長「体育館の暮らしは、ストレスたまるよな？」

リスナー「私だけじゃないと思うんですけど、人の足音だけでイラっとすることもあります。まさか被災地になるとは思ってなくて、まだ夢を見てるような気がします。本当はもっと楽しい話題で逆電してほしかったんですけど、早く受け入れなくちゃいけないんですけど、まだ受け入れられない感じです」

とーやま校長「だけど俺はお前と話すことができて、こんな言い方をしたらダメかもしれないけど嬉しいよ」

あしざわ教頭「話せただけで本当に嬉しいよ」

リスナー「私も嬉しいです」



あしざわ教頭「そこから空は見えるかい？　空は繋がってるから。俺たちも繋がってるからな」

リスナー「はい。だいぶ気持ちが楽になりました」

とーやま校長「ほんと！ よかった！ 最後に何か言っておくことある？」

リスナー「全国のみなさんに、たくさん支援ありがとうごいざます。熊本は素晴らしい場所なのでこれからも来てください」

とーやま校長「馬刺し食べにいくよ。じゃあありがとう」

リスナー「ありがとうございました」