大事MANブラザーズの立川俊之さんが、TOKYO FMの番組にゲスト出演。パーソナリティの住吉美紀が、ミニアルバム「喜楽人生」に収録された曲の中から、代表曲「それが大事」のアンサーソングとして制作された新曲「神様は手を抜かない」について聞きました。

(4月12日放送のTOKYO FM「Blue Ocean」より)

住吉:「それが大事」は大大大ヒットした音楽史に残る名曲ですが、当時を振り返って何か思うことはありますか?

立川:何も思い出せないんだよね。本当に忙しかったのと、右も左もわからないヤツが急に売れたからね。全国を回ったり、出たことのない番組に出たり、悪い大人に騙されたり(笑)。いろんなことをしてるうちに、翻弄されすぎてよく覚えてないんですよ。夢の中の出来事みたいですね。

住吉:今回の「神様は手を抜かない」は、「それが大事」のアンサーソングなんですか?

立川:「それが大事」は、わかりやすく答えが出てる曲ですからね。アンサーソングというより“呼応する”感じですね。

住吉:呼応するソングですね。歌詞も真逆で面白いですね。「それが大事」は、「負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じ抜くこと……それが一番大事」と歌っているのに、今回は「負けてもいい投げ出してもいい 信じ抜けないこともあるだろう」なんですね。

立川:それで最後に「どうせ神様は手を抜かない」と歌うんですよ。逆説の手法を用いてはいるんですけど、最終的には同じことなんです。頑張ってきたのに思うようにいかなかった人たちに、“負けちゃうこともあるよ”と。存続することのほうが大事で、負けないことだけが大事なわけじゃないからね。

住吉:でも、神様に導かれているんだと。

立川:そうです。神様は手を抜きませんから。

住吉:これは依頼があって作られたんですか?

立川:とある番組の企画で「アンサーソングを書いてくれませんか?」といわれたんです。ちょうど25周年なのもあって、重い腰をあげました。

住吉:作ってみて感慨深さとか、“また売れるかも!?”みたいな期待は?

立川:まったくないね。期待するほどおろかなことはないからね。

住吉:(笑)。ニューアルバムのタイトルが「喜楽人生」ですからね。

立川:“喜怒哀楽”の“怒”と“哀”を隠しているんです。怒りと哀しみはなくなるものではないけど、なるだけ隠して喜びや楽しみに変換していきましょうということです。「喜楽」だけ見ると中華料理屋さんみたいだけどね。

新曲「神様は手を抜かない」や、 新バージョンの「それが大事2016」を含む立川俊之さんのミニアルバム『25th Anniversary Album「喜楽人生」』は現在発売中です。

また、ライブ『25th Anniversary Live「喜楽人生」』が、7月2日に東京・渋谷のMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで開催されます。アルバム、ライブの詳細は、立川さんのオフィシャルサイトをご確認ください。

立川俊之オフィシャルサイト: http://tachikawatoshiyuki.net/ http://tachikawatoshiyuki.net/

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<番組概要>

番組名:「Blue Ocean」

放送日時 :毎週月〜金曜9:00〜11:00

パーソナリティ:住吉美紀

番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/bo/