新入社員研修、本当に役に立っている？

本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。4月14日の「社会人意識調査」のテーマは「新入社員研修、役に立ちましたか？」。社会人としての一歩を踏み出すこの時期、実際どれくらいの人が役立ったと考えているのでしょうか。はたして、その結果は……？
（TOKYO FM「Skyrocket Company」2016年4月14日放送より）

番組パーソナリティの本部長・マンボウやしろ（右）と、秘書・浜崎美保

Q.新入社員研修、役に立ちましたか？

役に立った　48.8％
役に立たなかった　17.7％
社員研修がない　33.4％

◆「役に立った」派の意見
「レストランを経営している会社の事務をしています。返事の仕方や敬語、お辞儀の角度、姿勢を直していただき、勉強になりました」
（東京都　26歳　女性　会社員）

「新人の頃に研修で度胸をつけるために2日間で飛び込み営業を200件やったことがありますが、かなり物怖じしない度胸がつきましたね( ￣▽￣)」
（東京都　34歳　男性　会社員）

◆「役に立たなかった」派の意見
「ぶっちゃけ、新人研修で学んだことは、会社の歴史や経営理念などしか今でも活用しているものはありません（笑）」
（東京都　24歳　男性　会社員）

「習っても、いざ入ってみたら使えないことも」
（岡山県　22歳　女性）

◆「社員研修がない」派の意見
「初出勤の日の帰り道、本屋に駆け込み、仕事で必要そうな本を買いあさり、自分で勉強してました」
（埼玉県　33歳　女性　デザイナー）

「なんの研修もなかったです。最初から、参考資料と解説書を渡されて『こんな感じでやっといて。わからなかったら聞いて」でした！（笑）」
（東京都　28歳　女性　建築設計）

【新入社員研修は役に立っている人が多い】
「社員研修がない」という人が約3割いることを踏まえると、「役に立った」という回答者が約5割というのは、全体の多数を占める傾向。番組の掲示板を見てみると、「挨拶やマナー、ルールを知ること」「仕事上の専門用語を覚えるのが大変だった」「3日間の合宿があり、ランニングや声出しなどの訓練があった」といった幅広い感想が見られた。また、新人研修をする側からすると、「役だってもらわなきゃ困る」という逆の立場からの意見も。ちなみに、男女による違いは特に見られなかった。

【「役に立たなかった」の比率は20代がトップ】
世代別の結果をみてみると、新入社員研修が「役に立たなかった」という人の比率は20代がトップの39.6％、続いて、30代の34％、40代の18.9％と、世代が上がるにつれて「役に立たなかった」という回答は減る傾向となった。これは研修に対する考え方が違うためなのかもしれないが、年齢を重ねると「あのときの研修は自分のためになっていた」と気付くことになるのかもしれない。

【いつかギャフンと言わせてください！】
新人時代というのは、上司や先輩から厳しくされる人も多くいる。番組リスナー社員の中にも新入社員研修は「かなりスパルタだった」という人もいた。そんな書き込みに対して、本部長のマンボウやしろは「いつか自分が完全に仕事をマスターして、一人前になったぞというときに、ギャフンと言わせるつもりで頑張ってきたのが、結果的に『ありがとうございます』と言ってしまうようなことになるんじゃないかと勝手に思っています。まだまだ、旅の途中だと思いますけど、いつか『ギャフン！』と言わせちゃってください！」と前向きなメッセージを贈った。

◆詳しいアンケート結果はこちら https://www.tfm.co.jp/sky/voting/resultからご覧いただけますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

◆次回の放送は4月18日です。「Skyrocket Company」のアンケートの投票はこちら https://www.tfm.co.jp/sky/voting/から。月曜から木曜までの毎日、番組終了後から翌日15時まで実施（※月曜日のみ、当日午前6時スタート） 。その結果を元に、会議テーマを決定します。