2016年3月10日放送の「秘密のケンミンSHOW」（日本テレビ系）。東京、大阪出身のウォッチャーコンビが、今回の番組で気になったところをそれぞれチェックする。

大阪人が気になったのは、北海道民の大好物「ごっこ」（ホテイウオ）。インパクトある見た目の魚だが、道民は「ごっこ汁」や「からあげ」にして、舌鼓を打っているという。一方、東京人は静岡県民と「東海道新幹線」の関係性に注目している。


ゴッコ汁（タクナワンさん撮影、Wikimedia Commonsより）

大阪の目線→「ごっこ 仰天の常識」

北海道熱愛グルメの「ごっこ」という魚は初めて名前を聞いたし、姿も初めて見た。見た目は真っ黒で、一瞬「ふぐ」か「なまず」かと思った。でももっとよーく見たら、おたまじゃくしがそのまま巨大化したようなものに見えてちょっとひいてしまった。

ごっこ鍋・唐揚げ・バター炒めと色々と調理方法があるみたいやけど、よくこんなグロテスクなのものを料理して食べようとようと思ったもんやなぁと感心したわ。見慣れてないから大阪のスーパーに並んでいても、誰も手を出さないと思うわ。

でもスタジオで試食したとき「すっぽんみたい」とか「ふかひれみたい」という感想も出てたから、ちょっと興味は出た。あのグロテスクな姿を思うとちょっと勇気がいるかもしれへんけど、まぁ調理されて出てきたら問題ないか。死ぬまでに一度は食べてみたいもののリストに入れとくわ。（道頓堀の生簀のサメさん・大阪出身）

東京の視点→「新幹線王国 静岡県民の真実」

東海道新幹線って、旅行や仕事で関西方面に行くのに使う機会が結構あるけど、静岡県だけで6駅もあったんだね。乗るのが大抵「のぞみ」だから、新横浜の次が名古屋なのは知ってるけど、その間に静岡県が6駅もあるのに全く止まらないとは、ちょっとかわいそうだね。

だって静岡県民が博多や大阪へ行きたい時は、東京から乗るより時間がかかるってことでしょ。のぞみが一番本数多いのに毎度通過していくなんて、確かに自分だったら通行税取りたいくらいだわ（笑）。

でも、一度熱海に行くのにこだまに乗ったけれど、すぐに次の駅に着くし、一駅一駅の止まる時間も長くて、のぞみに比べるとのんびりとした良い雰囲気だよね。時間が許すならば自由席も余裕で座れるみたいだし、こだまでトコトコと旅するのも味がありそうだな。（春っこさん・東京出身）