この日は18ホールをラウンドして調整した松山英樹 GettyImages

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<WGC-キャデラック選手権 事前情報◇2日◇トランプナショナル・ドラール(7,543ヤード・パー72)>
 世界ゴルフ選手権シリーズ「WGC-キャデラック選手権」が、フロリダ州にあるトランプナショナル・ドラールで3日(木)から6日(日)まで開催される。前週の「ザ・ホンダ・クラシック」を股関節痛のため途中棄権した松山英樹は大会前日のこの日、今週初めてとなる18ホールの練習ラウンドを行うなど復調傾向をアピール。「良くなっているし、これだったらできるかなという感じ」と本戦への出場に意欲を見せた。

 この日は朝の9時前からショット練習を行ったあとコースに出ると、当初は9ホールで終了する予定だったが状態の良さから残りハーフも継続してラウンド。「出たいなという気持ちは強い。それを抑えきれないからハーフで止めようと言われても行っちゃう。やっぱり体の状態が良くなっているから、自分の中では無理はしていない。そういうところまで回復しているんだと思う」。試合モードではまだスイングできていないというが、プレーできる段階までは回復しているようだ。
 28日には同じフロリダでトレーニング中の大リーグ・マーリンズのイチロー外野手を訪ね初対面が実現。野球少年だった松山は「すごかったです。ほとんど話していないけど。オーラが。引き上げるときにちょっとだけ、初めましてって。何しゃべっていいかわらかないです。優勝インタビューと一緒。分からない」と興奮した様子でコメント。「すごいですよね、ケガなしで。僕とはえらい違いですよね。見習いたいです」と42歳でなお第一線で活躍する第一人者に尊敬の眼差しを送っていた。

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