Googleが買収したボストン・ダイナミクスは高性能ゆえに「動きが不気味」と言われる四足歩行ロボット「スポット」を開発中。2015年12月にはトナカイの代わりにソリを引っ張り、泣く子も黙る恐怖のクリスマスを演出したスポットが、今度は本物の犬と対決しています。

Fido vs Spot - Animal vs Robot - YouTube

スポットが動き出す前、犬はそっぽを向いて興味なさげにしています。



しかし、スポットがいったん動き出し、花壇から出ようとすると……



むちゃくちゃ吠えられています。



果敢にもスポットに向かっていく犬「フィドー」



……が、吠えながらもへっぴり腰で後ずさっています。



生き物がいて手前には進めないと判断したのか、方向転換を試みるスポットに、追いかけるフィドー。



追いかけまわされ……



あっちにもこっちにも進めない、ということで困惑気味のスポット。



その場で足踏みしつつフィドーとの距離を測っているスポットとフィドーは、まるでリング上のボクサーのよう。



頭を下げたり肩をゆすったりと、さまざまな動きを見せるスポットとひたすら吠え続けるフィドーという対決風景を記念撮影するスタッフたちも。



そして最終的にスポットはフィドーの妨害を突破し……



逃亡。



最後は小さくなって動かなくなりますが、これについてはYouTubeのコメント欄で「バッテリー切れ?」「スリープモードに入ったのでは」「これから犬がスポットを食べるんだよ。自然界ではよくあること」「対決を終えて通常業務に戻るんだよ。つまり家に帰りたがるGoogle社員を追いかけ回す」など、さまざまな解釈が行われていました。



なお、犬に邪魔されなかった場合にスポットがどのような走りを見せるのかは以下のムービーから確認できます。

See Spot Run - Robo romp in the Playground - YouTube

げしっと蹴られて横倒しにされるスポット。



しかし、起動すると体勢を変え……



起き上がります。



タカタカと軽快な走りを見せるスポット。



障害物がないのでまっすぐに進みます。



動物っぽく伸びをしているように見える瞬間も。





タカタカ走って……



段差も問題なく越えます。



花壇を踏み荒らしまくり。



段差を降りる時も非常にスムーズ。



リアルな動物のような動きが逆に不気味ではありますが、障害物をものともせず軽やかな走りを見せていました。