パットで苦しみスコアを伸ばせず3位で終戦、それでも賞金ランク1位に浮上(撮影:福田文平)

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<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇10日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(6,550ヤード・パー72)>
 国内女子ツアーの今季メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」は韓国の新鋭、チョン・インジの優勝で幕を閉じた。6打差から逆転Vを狙ったイ・ボミ(韓国)はスコアを3つ落としトータル4アンダー単独3位で競技を終えた。
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 この日は4日間で一番強い風が吹き、グリーンも「固く速くなって。パッティングのスピードが上がっていたので迷いながら打つことが多くて入らなかった」と納得のいくプレーはできず。序盤から首位との差を縮めたかったが、2番パー3でボギーが先行。結局、前半のハーフでスコアを2つ落としてしまい、優勝争いには絡めなかった。
 しかし、今回の結果で菊地絵理香を抜き賞金ランクでは首位に。これには「それは良かったけど…やっぱり優勝も欲しいですよね」と複雑な心境をのぞかせた。優勝したチョンには「安定感が素晴らしかった。パッティングも上手、私はグリーンの固さと速さに緊張したけど、あの子はちゃんと自身をもってプレーしていた」と賛辞を贈っていた。
 来週はディフェンディングチャンピオンとして「ほけんの窓口レディース」に出場。「自分のプレーに自信をもって、楽しくプレーしたい」。優勝がなくても賞金ランクの首位にいられるのはプレーが安定している証拠。パットが復調すれば今季初優勝も見えてくるだろう。
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