「2006FIFAワールドカップ ドイツ大会」を目前に控え7日、常盤薬品工業(大阪市中央区、大倉尚社長)が「ワールドカップ観戦に関するライフスタイル調査」の結果を発表した。寝不足や生活の乱れを心配しながらも、テレビ等でW杯を見る人が約7割にのぼることが分かった。

 調査は全国の10代から30代までの男女400人を対象に、5月19日にインターネット上で実施された。

 テレビ、スタジアムなど場所は問わず「W杯を観戦する」と答えたのは、全体の69%。そのうち、「テレビで実況中継を見る」のは87.3%で、「テレビでダイジェストを見る」47.1%、「テレビで録画して見る」29.7%を大きく引き離した(複数回答)。

 懸念されるのは、注目の日本代表の試合が行われる時間帯。同調査では、時差のある国でのスポーツ試合をテレビで観戦した場合の不満点を聞いたところ、「翌日の生活が辛い」「生活のリズムが崩れる」「観戦中、眠い」がそれぞれ50%を超えた。第1節オーストラリア戦が12日午後10時(日本時間)、第2節クロアチア戦が18日午後10時(同)、第3節ブラジル戦が23日午前4時(同)となっており、まさに生活のリズムが崩れる恐れが……。

 日本列島全体が、寝不足ムードに包まれる1ヶ月となりそうだ。【了】

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