巨人の連勝でスタートした日本シリーズは、北海道に場所を移すと日本ハムが息を吹き返した。3戦目は稲葉篤紀の先制本塁打をはじめ、先発全員の12安打7得点の快勝。そして4戦目は0対0の延長12回、途中出場の飯山裕志のサヨナラ打で日本ハムが劇的勝利をおさめ、2勝2敗のタイに持ち込んだ。日本シリーズ史上、0対0での延長戦突入は1970年の巨人対ロッテのシリーズ初戦以来42年ぶり2度目。この息詰まる投手戦を演出した