子育てに絶対の正解はありませんが、自分自身がどうだったのかを思い起こしてみると、間違った育児というものが見えてきます。

「両親の育て方で、これは間違っていたと感じる部分があれば教えてください」と、海外掲示板で質問されていました。

さまざまな体験談をご紹介します。

 

●私がしたいことを何でもさせてくれ、人生で罰など与えられたことがない。ダメと言われたことが一度もない。20歳になったときに厳しい現実を突きつけられた。

●うちの両親が間違っているところは、僕と妹を、離婚ゲームの尖兵として使い始めたこと。

●高校2年まで学校に行かせてもらえずホームスクールだった。 知らない人に向かって弟に話すのと同じ対応をしたらダメとは知らず、最悪なイヤなやつになった。

●うちは両親は、「正直に何でも話せば受け止める」と言いながら、実際には正直に言っても怒るし、黙っていても「どうして話さなかったのか」と怒り出す。

●馬鹿げているほど過保護だったこと。おかげで社交性が身につかず、乗り越えるのに苦労した。今でも自分自身で立ち上がることが困難で、毎日何かと直面するのをとても恐れている。

●うちの両親は、失敗という選択肢を与えてくれなかったと同時に、何をしても満足してもらえず、自分を役立たずと思わせた。おかげで失敗にうまく対処することができず、自分が何かを正しくやっているとも思えなくなった。

●6人兄弟の末っ子で、すでに両親は疲れ切っていた。年上の兄姉に育てられた。

●うちの親は、自分に友人はいないと言い続けた。周りにいくら人がいても、そのせいで常に孤独を感じる。

●うちの親は、自分が35歳になるまで、まるで子供のように扱った。

●うちの母親は、私を「見た目がいい」、姉は「頭がいい」と言い続け、その結果、私は能力について全く自信を持てなくなった。

●答えられない質問だ。両親がした正しいことも正しくないことも、今の自分を作ったので、それに感謝している。

●親に「できる子」だと言われなかったらよかったと思うよ。おかげで怠け者になって、自分のそういうところが嫌いだ。

●甘やかされて育ったので、仕事に対する意識がひどい。

●常にケンカごしで、最後には小さなことでも自分にその矛先が向かった。

●多くの人は両親の育て方が悪いというより、自分で台無しにしてるとも思う。

●うちの母親は、批判を受け入れることが出来ない。もし母と意見が合わなかったり、彼女の求める答え方をしなかったら、それだけで個人攻撃だと受け止める。いつもどのシナリオでも彼女は被害者で、受動的な攻撃のしかたをする。怒ると同じ家に住みながら、何日も私を避ける。これが理由で何か言いにくい話をすることが困難である。自分が身に付いたのは避けるということだけ。

●母が常に僕を「魅力あるハンサム」だと言い続けたので、完全なナルシストになった。おかげで自分でもほれぼれとしてしまう。そのことを気に入ってもいるし、嫌でもある。きっと嫌なやつだ。母よありがとう。


いろんな育て方がありますが、大人になると必ずしもそれが標準ではないことに気づいていくものなのですね。

どう育てられたかを変えることはできませんが、これからの育児や人間関係などでは、大いに役に立つのではないかと思います。

Reddit, Where Do You Think Your Parents Went Wrong With You? : AskReddit

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