iPadやAndroidも凌ぐコスパ!人気沸騰8インチWindowsタブレットの魅力

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2013年は、スマートフォンに続き、タブレットが大きく伸びた年と言えます。アップルのiPad AirやiPad mini Retina、グーグルのNexus 7(2013)、アマゾンのKindle Fire HDXシリーズなど、話題の高性能モデルから1万円台という低価格モデルまで多くのタブレット製品がたくさん登場しました。

その中でも、12月に入り急上昇で注目を集めているのがマイクロソフトのOS「Windows 8.1」を搭載した8インチサイズのタブレットです。

2013年12月、すでに3機種が発表・販売が開始されており、一番手となったLenovoの「Miix 2 8」は12月6日の発売日に品切れ店舗が続出し、次回入荷も年末から年明けで予約待ちとなっています。

二番手となる「Acer W4」は、12月13日に発売を開始後、こちらも人気を集めているほか、三番手となるデル製の「Venue 8 Pro」は、11月末に予約を開始、Amazonの3,000円割引キャンペーンが募集初日で予定数完了するなど、Windows 8.1製品としては異例の人気を集めています。

Windows8.1搭載のタブレット製品は、すでに10インチクラスの製品が販売されていますが、8インチの製品だけが、なぜこれほどの注目と人気を集めているのか、その理由を探ってみましょう。


1.Office搭載とWindowsソフトが使えて4万円前後とコストパフォーマンスが高く、これまでのiPadシリーズやAndroidタブレットは、専用ストアのアプリしか使えませんが、Windows 8.1の8インチタブレットは、今まで利用していたWindowsソフトとWindowsストアのアプリの両方が利用できます。また、Officeソフトが標準搭載したモデルでもわずか4万円台で購入できるという点は大きな魅力です。

2.人気の「艦これ」もプレイできるパソコンに劣らない性能
Windows8.1の 8インチタブレットは、インテルの新CPU Bay Trail Atom Z3740を採用し、タブレットながら人気ゲーム「艦これ(艦隊これくしょん)」もプレイできるパソコンなみの高速処理を実現しています。

3.iPadやAndroidタブレットなみのバッテリー持ち
Windowsが使えるタブレットながらWindows8.1の 8インチタブレットは、バッテリーだけで約10時間の利用が可能と、iPadシリーズやAndroidタブレットと比較しても遜色のない長時間利用が可能です。

4.iPadやAndroidタブレットなみの軽量さ
Windows8.1の 8インチタブレットの本体重量は、約350g〜420gと軽量で、7.9インチのiPad mini Retinaの326gやAndroidタブレットなどと比べても、遜色ない製品となっています。

5.わずか数秒で起動・終了ができる
iPadシリーズやAndroidタブレットと同じように、わずか数秒で起動と終了が可能です。使いたい時にすぐに起動してパソコンで使っているWindowsソフトが利用できるので、仕事などの作業をタブレットでもしたい人には最適でしょう。

6.キーボード、マウス、パソコン周辺機器も使える
見た目は8インチタブレットですが、中身はWindows 8.1パソコンと同等なので、パソコン向けの周辺機器がほぼ使える汎用性と拡張性の高さも大きな魅力です。外出先で、キーボードやマウスでの操作、メモリカードや外付けHDDを接続して利用することも可能です。

○これまでのタブレットとは違い 本当にパソコンを持ち歩けるタブレット
Windows 8.1搭載の8インチタブレットは、これまでのパソコンと同じようなことができるタブレットではなく、本当のWindowsパソコンを持ち歩けるタブレットと言えばわかりやすいでしょう。

タブレットは便利だけれども「パソコンのソフトやパソコンと同じ環境があれば、もっといいのに」といった不満をWindows 8.1の 8インチタブレットは解決してしまったというわけです。

現在、7〜8インチクラスのタブレット市場は激戦区となっており、第3のタブレットとして登場したWindowsタブレットは、先行するiPadシリーズ、Androidタブレットにはない独自性と優位性で、今後の台風の目となるかもしれません。




Lenovo Miix 2 8

Dell Venue 8 Proタブレット

Iconia W4-820