清原和博、バレンティン敬遠に「昔、嫌なシーンを沢山見てきた」
![野球解説者の清原和博氏](https://image.news.livedoor.com/newsimage/f/1/f177ebc8911354c93189a7babc47eeb0-m.jpg)
まずはプロ野球新記録となるシーズン56本目のホームランが待たれるヤクルト、ウラディミール・バレンティンが出場した14日の阪神戦から。この日はホームのクロスプレーでマートンの激しいタックルに相川亮二が激怒、乱闘になる場面があった。
このプレーに清原氏は「ランナー的にはタイミングが合わなかったのでしょうがない」と話し、金本氏も「ベースの前に送球がきたので、ランナーとしてはぶつかっていかないと怒られますよね。ぶつかり方っていうのがありますから。肘とか出してたりしたらダメだと思いますが、普通にタックル行くのは仕方ない」と理解を示した。
そして、14日の試合で記録更新はならなかったバレンティン。清原氏は「超えるのは間違いないと思うんですけど」と前置きした上で、バレンティンとの勝負を避ける場面が増えていることについても「昔、嫌なシーンを沢山見てきたので。バースであったり、ローズであったり、カブレラだったり。王さんの記録を抜いてはいけないという聖域みたいなものがあった」と語り、野球界の悪しき習慣にチクリ。金本氏も「王さんの55本を外国人選手に抜かれるというのは正直寂しいという思いはあるんですけど、記録はいつか抜かれる。(バレンティンは)素晴らしいですね、打ち方も」と絶賛。今季21連勝を達成し、バレンティンと同じく記録の更新が注目されている楽天・田中将大については「凄いですよね。どれだけ給料上がるのかな」と嬉しそうに話す清原氏だった。
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