コンビ結成30年、50歳の誕生日を迎えたダウンタウン浜田雅功へのサプライズ企画「浜田雅功50歳!マジ感謝状サプライズ〜!!」後編が放送された。共演者が浜田へ“笑いなし”の感謝の手紙を読むという企画で、後編ではココリコ・遠藤章造、月亭方正、そして相方である松本人志も手紙を読むということで注目が集まった。

19日、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の「浜田雅功50歳!マジ感謝状サプライズ〜!!」後編が放送された。まもなく50歳を迎える浜田に出演者が感謝の気持ちを「笑いなし」で手紙に綴り伝えるという、“ガキ”らしくない企画である。前編ではココリコ・田中直樹やライセンスの2人が感謝の手紙を読み、大反響を呼んだ。

ココリコ・遠藤章造は、16年前『ガキ』で前説を始めた頃のエピソードを手紙に綴っていた。当時、ココリコは悪い意味での優等生タイプで、なかなか前に出ていけないことを本気で悩み、浜田に相談した。すると浜田は若手相手に一対一で話を聞き、「俺をどついたらええやん」と一言。当時の若手で浜田に突っ込める芸人などおらず、それをすれば間違い無く一目置かれる存在になっただろう。今でも突っ込むことなどできない遠藤だが、浜田が真剣にアドバイスをくれたことが嬉しかったという。

遠藤が離婚して悩んだ際にも、男として全ての責任を背負うようにと「テレビでは一切言い訳するな」とアドバイスをくれたそうだ。年末の「絶対に笑ってはいけない」シリーズでは元嫁と共演の機会を与えてくれるなど、離婚というネガティブな話題を笑いに変えてくれたと感謝の思いを伝えた。

この話を聞いていた遠藤の相方である田中は号泣。松本も涙を堪える姿が見られた。そして松本が、手紙を読む番となる。恥ずかしさのあまり立ったり座ったりを繰り返したのち、「やっぱり読めないな」と断念してしまう。一旦本番の撮影を中止し、スタッフが説得に現れた。構成作家でダウンタウンの幼馴染でもある高須光聖氏が、打開策として田中が代読することを提案。一度は、田中が読み始めるも途中で「田中、やっぱりええわ」と制し、結局最後まで披露されることはなかったのだ。

松本は「年末に読む」と出演者に約束したが、「浜田が死んだら読める」などとも言っており松本が書いた感謝の手紙が浜田の前で読まれることはないのかもしれない。放送後、自身のTwitterには「ガキ。イライラしたよな。でも一番イライラしたんはオレ自身。だから…いつか…約束。たぶん」と胸のうちが綴られていた。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)