LINEがSNS化!新機能をチェックして気になったことまとめ

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これまでのLINEは無料通話・トーク機能が基本となっていました。今後は使える機能が増え、LINE Channnelによりエンターテイメント情報をLINE上で楽しめるようになります。さらに注目したいのが「ホーム」「タイムライン」機能。FacebookやTwitterのような、ソーシャルネットワーク(SNS)サービスにぐんと近づきます。

要チェック!LINEの革新的サービス「LINE Channel」まとめ、でも新機能についてお伝えしています。

自分のことを記録し、表現する場所「ホーム」

近況をアップし、友達に見てもらうことができる「ホーム」画面が追加されます。テキスト・写真・動画・位置情報などを掲載でき、それらの投稿に対して友達はスタンプを押すことができたり、コメントを残したりすることができます。スタンプは6種類。Facebookでは「いいね!」しかボタンがなく表現しきれなかった気持ちを、もっと視覚的に伝えやすくなりますよ。

友達の「今なにしてる?」が分かる「タイムライン」

LINEでつながっている友達の近況を、タイムライン形式で閲覧することができるようになります。投稿に対してスタンプをつけたりコメントを残したりできます。

LINE Channelとも連動

LINE Channelでのアクションはタイムラインに反映されます。ゲームのこと、音楽のこと、クーポン共有など、自分のお気に入り情報をシェアすることができるようになります。LINEでのアクションを通じたコミュニケーションがこれからますます加速しそうです。

Facebookなど、既存のSNSとの使い分けは?

「Twitter疲れ」「Facebook疲れ」という言葉もちらほら聞かれる昨今。最近は、Facebookが知り合いどうしが実名でつながるSNSであるがゆえに、かえって気を遣わねばならず気疲れしたり、本音が書けない息苦しさを味わっている人もいるようです。

そんな中、注目されたのが『Path』というアプリ。友達になれる人数の上限が決まっており、機能の数もそれほど多くないためシンプルな使い心地。基本的に極めて親しい人どうしに限られた交流ツールとして愛用している人がジワリと増えました。

今回、LINEの「ホーム」「タイムライン」機能追加の発表を受けて、私がいちばんに思ったことは「Pathの機能を広げた感じのアプリになっていくのかな」ということ。『Path』よりは遊べる機能が多くて、Facebookよりは交流する相手を限定できて「いいね!」以外の表現ができる、という感じの立ち位置でしょうか。

とはいえ、個人的には懸念材料もあります。

LINEの設定で「友だち自動追加」「友達への追加を許可」がオンになっている場合、電話帳に登録されている相手が自動的に「友だちリスト」や「友だちかも?」に表示されることがストレスになるという話をちらほら聞きます。一度友だちになると後から削除することはできず、ブロックしても相手のリストには自分のことが表示されたままになる等、改善してほしいという声が挙がっている機能も一部あります。仲のいい友達ともっとつながるためのツールとして追加された「ホーム」「タイムライン」。これらが導入後、現在挙がっている課題点がどう影響してくるのか、このあたりも踏まえながら、LINEのこれからの展開をウォッチしていきたいと思います。

鉢須祐子