FIFA公認代理人のエルネスト・ブロンゼッティ氏が、『ラジオ・キス・キス』のインタビューで、「(エセキエル・)ラベッシの将来? 彼はパリ・サンジェルマン(PSG)へ行くだろう」と語った。同代理人は次のように続けている。

「PSGへ行く可能性は非常に大きい。PSGは彼の契約解除金を支払える唯一のクラブだ。これは感覚ではない。むしろ、私が手にしている情報だよ。ラベッシは今週にも出て行くかもしれないと思っている。つまり、コッパ・イタリア決勝の前だ。すべてが可能だよ。行き先として確実なのはパリだ。それに、インテルが交渉から手を引いたということもつけ加えておこう」

ラベッシについては、アル・ワスルのディエゴ・マラドーナ監督も言及している。同監督はこのように語った。

「私が(アウレリオ・)デ・ラウレンティス会長だったら、良い取引をするだろうね。ポチョのサイクルは終わった。これ以上はできない。彼はすべてを出したんだ。インテルが大金をオファーするなら、ナポリは彼を売らなければいけない。良いタイミングだ。インテルは払わなければいけないよ。ロナウドに払ったときのようにね。お金がないのは(マッシモ・)モラッティだけじゃない」

ラベッシの代役として最適と見られているのが、ジェノアFWロドリゴ・パラシオだ。ジェノアのステファノ・カポズッカSD(スポーツディレクター)は、『ラジオ・マナ・マン・スポーツ』で、次のように話している。

「パラシオは重要な選手だ。ジェノアの残留において決定的な存在だった。彼のクオリティーを考えれば、欧州レベルのビッグクラブでプレーするのがふさわしいだろう。イタリア国内だろうが、国外だろうがね。正直、私はそうなるようにエールを送るよ。ジェノアファンとしては、もちろん残ってほしいのだがね」

「オフィシャルには、会長と4、5日考えることにしている。その後、マーケットについて話し合って、ジェノアにとって最善の解決策が何かを決めていこう。私に言えるのは、パラシオには複数のビッグオファーが届いているということだ。その中にはローマも含まれる」