ミランは6日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、アーセナルと敵地で対戦する。CLベスト8進出を決めれば、リーグ戦に向けてもさらなる後押しとなるだろう。

負傷者が続出しているが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は普段の楽観ぶりをうかがわせている。ミランは非常にアグレッシブな布陣を準備しているようだ。

左サイドではルカ・アントニーニではなくジャメル・メスバフが、中盤はアントニオ・ノチェリーノとマルク・ファン・ボメル、そしてウルビー・エマヌエルソンが準備している。攻撃陣はロビーニョがステファン・エル・シャーラウィとズラタン・イブラヒモビッチを支える形だ。

アッレグリ監督は1ゴールを奪い、勝負を決めることを求めている。

「彼らに責任を負わせるためでもある。ステファンの起用は向こう見ず? これは彼の試合さ。ここまで来たのだから、我々がかなり先まで進みたいと思っているのは当然だ。だが、今は90分間を戦うことだけを考えよう。本当に厳しい試合になるからね。間違ったアプローチをしたら大変だ」

「明日はファーストレグよりもハードな試合となるだろう。だが、我々は成長した。大事なのは、ゴールを決めることだ。我々がファーストレグと同じインテンシティでガナーズと戦うのは確かだね。ラウンドを突破するには、そうするしかない」

「相手はサン・シーロで倒したチームじゃない。モチベーションにあふれているだろうし、トッテナム戦やリヴァプール戦の勝利を経て、彼らはさらに強くなっている。すぐに勝負をオープンなものにしようとしてくるだろう。我々はミランらしくプレーする。あとはどうなるかを見てみよう」

一方、中盤でプレーする予定のエマヌエルソンは、「ファーストレグのことを考えてはいけない。明日は別の試合であり、僕らはすぐにゴールを奪わなければいけないよ。ポジションの問題はない。中盤だろうがトレクアルティスタだろうが、左サイドバックだろうが、僕は好きだよ」と語った。