この春が替え時? 「iPhone 4S」の機能・サービスを改めてチェック!! (1) ソフトバンク版とau版iPhone 4Sの特長をおさらい

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Apple製のスマートフォン「iPhone 4S」が、2011年10月にソフトバンクとKDDIから発売されて5カ月が経つ。

iPhone 4Sは、現在のスマートフォンブームを牽引する存在とも言えるiPhoneの最新版であり、Apple独自のOSの最新版「iOS 5」を搭載するほか、デュアルコアA5チップや8メガピクセルカメラ、高解像度で高密度のRetinaディスプレイを搭載するなど、人気・実力ともにナンバーワンのスマートフォンと言っても差し支えないだろう。

そこで今回、iPhone 4Sの機能や利用可能なサービスをおさらいし、その魅力について考えていきたい。

国内ではこれまで、iPhoneはソフトバンクのみから提供されていたため、iPhoneを使うにはソフトバンクと契約する必要があったが、iPhone 4SがKDDIから提供されたことで、ユーザーは通信キャリアの選択が可能となった。

端末の基本的な仕様についてはソフトバンク版とau版に違いはほとんどないが、au版は発売当初MMSやFaceTime、iMessageなどのサービス非対応となっていた。

しかし、これらの非対応サービスは3月末までに順次利用できるようになる。

そこで今回、iPhone 4Sの機能や利用可能なサービスをおさらいし、その魅力について考えていきたい。

なお、本稿作成に当たり、マイナビニュース会員を対象に、iPhone 4Sに関するアンケートを実施した。

本アンケートは、現在の携帯電話やスマートフォンの使用状況、iPhone 4Sへの機種変更の希望やよく使う機能などを質問したもので、アンケート結果の要点もあわせて紹介したい。

まずは、iPhone 4Sのスペックをおさらいしておこう。

iPhone 4Sは、3.5インチのRetinaディスプレイを搭載したスマートフォン。

Retinaディスプレイは、視野角が広いIPS液晶の一種であり、960×640ドットの高解像度に加えて、326ppiの高いピクセル密度が特長。

外観はiPhone 4とほぼ同じで、ディスプレイの下にホームボタンを1つだけ配置するというiPhone独自のデザインであり、3.5インチという大きめの画面と持ちやすさを兼ね備えたデザインとなっている。

プロセッサには、デュアルコアA5チップを搭載。

前機種のiPhone 4で搭載されていたシングルコアのA4チップと比較すると、処理性能が2倍、グラフィック性能が7倍に向上している。

メインカメラは約800万画素のCMOSカメラで、iPhone 4のカメラの約500万画素から解像度がアップ。

ディスプレイ側にはフロントカメラを搭載し、自画撮りやビデオ通話などに用いることができる。

iPhone 4Sに搭載されているiOS 5では、200以上の新機能が追加されている。

画面上部をタッチして、下にスワイプすると表示される「通知センター」には、新着メールや電話着信の通知を確認できる。

また、Twitterの投稿機能がOSに統合され、写真やマップ、Safariなどのアプリから直接Twitterに投稿することが可能となった。

加えて、Appleが提供するオンラインストレージの「iCloud」が利用できるようになったのも、iOS 5の特徴だ。

iCloudでは、写真や書類、アプリ、カレンダー、連絡先などをオンラインにバックアップして、iOSデバイスやPC、Macなどと同期できる。

例えば、iPhoneで撮影した写真をWi-Fi接続時に自動でiCloudにバックアップし、PCやMacですばやく閲覧したり、iPhoneでインストールしたアプリをiPadにも同時にインストールすることが可能だ。

iPhone 4Sの購入を検討している場合、ソフトバンクとauのどちらの通信キャリアを選択するかで迷っている人も多いかもしれない。

そこで、マイナビニュースが実施したiPhone 4Sに関するアンケートから、スペックシートだけでは、見えてこない「iPhone 4Sの使い勝手」がわかるので、ぜひ一読いただきたい。