マラドーナ、古巣バルセロナを称賛するも「V・バルデスは下手くそだ」

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 歯に衣着せぬ発言が持ち味であるアルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏が、現在指揮するアル・ワスルが所属するUAE(アラブ首長国連邦)のスポーツ紙『sport360』とのインタビューで、古巣バルセロナの実力を称賛する一方、チームの守護神であるスペイン代表GKビクトル・バルデスを辛辣に切り捨てた。

「バルセロナは偉大なチームを作り上げた。それは酷いGKを良いGKに見せてしまうほどだ。実際、バルデスは下手くそだ。しかしながら、素晴らしい選手に囲まれていることで上手く見えてしまう」

 一方、自身の後継者として常に名前が挙がるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについては、現時点での両者の比較は意味をなさないとの見方を示した。

「私は既に選手としてのキャリアを終えている。一方、メッシは今まさにキャリアを築き上げているところだ。最高の選手か普通の選手かという評価は、キャリアを終えた時に初めて定められるべきものだ。それゆえ、人々が『メッシはマラドーナよりも上だ』と言っているのを聞くと、笑いがこぼれてしまうよ。メッシには彼らしいキャリアを刻んで欲しいと思っている。そのうえで、誰が史上最高の選手なのか選べばいい。いずれにしても、現時点の世界最高選手がメッシであることには議論の余地はない」

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