チームがヨーロッパリーグ(EL)予選プレーオフ・セカンドレグとセリエA開幕戦に向けて練習を続ける一方で、ラツィオのエディ・レヤ監督はFWマウロ・サラテの問題に関して口を開いた。

「ラツィアーレたちは実際の状況を知らなければいけない。私はもう疲れた。ここではいつも私だけが批判される。私がサラテに怒っているなんて、どこから来たんだ?」

「彼はUEFAの(登録)リストに含まれているし、私は通常どおりに彼をラボトニツキ戦(EL予選プレーオフ・ファーストレグ)に招集した。だが、彼自身が外れたんだ。私が外したんじゃない。移籍の道を残しておくために、彼が試合に出たがらなかったのは明らかだ」

「サラテの出場時間を見たまえ。ほかのチームメートたち、例えば(クリスティアン・)レデスマとかと比べて、決して少なくはないはずだ」

「もしもサラテが残留したら? まったく問題はない。ラツィオにとってプラスアルファの力となるだろう。ただ、キャンプの初日に、彼が81キロを上回る体重でやって来たことは言っておかなければならない」

ラツィオは25日にラボトニツキとのセカンドレグを戦う。敵地での一戦を前に、レヤ監督は20名を招集したが、ファーストレグで6−0と大勝していることもあって、FWミロスラフ・クローゼやFWジブリル・シセ、MFクリスティアン・ブロッキ、FWジュゼッペ・スクッリ、DFマリウス・スタンケビチウスはメンバーに含まれていない。