ウディネーゼは24日、チャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフ・セカンドレグで、アーセナルと対戦する。敵地でのファーストレグを0−1で落として迎えるホームでの一戦だ。

34歳でキャプテンを務めるFWアントニオ・ディ・ナターレは、前日会見で「僕にとってはラストチャンスかもしれないし、アーセナルを倒してCLに出場できれば、僕にとってはワールドカップ(W杯)に優勝するようなものだ」と語った。

ウディネーゼが祝うためには、ゴールを奪わなければいけない。だが、フランチェスコ・グイドリン監督は、冷静に戦う必要があるとも話している。

「ファーストレグでやったのとは違うことも試してきた。だが、戦術を変えたからといって、チームカラーや姿勢が変わるとは限らない。我々は最高の試合をしようとしなければいけないというだけだ。アーセナルが危機にあるとは思わないよ。彼らはこの大会に慣れている。これまでうまくやってきたということは、こういう苦しいときでも反撃できたということだ」

「つまり、我々はミスをしてはいけないし、しっかりと決められるようでなければいけない。ファーストレグが終わったとき、私は決して結果に満足してはいけないと言った。試合前日まではアーセナルのことしか考えられていなかったかもしれないが、我々はまだ勝負を分からなくさせている。ロンドンでやった以上のことをやらなければいけない」

なお、ディ・ナターレは緊張感について「僕は34歳で、W杯も戦った。2008年のEUROでああいうこと(敗退したスペイン戦でPK失敗)があってから、こういうプレッシャーには慣れているよ」とコメントしている。