ゲイバー
欧米では同性愛者の市民権が認められているところも増えましたが、まだまだ反対や議論の対象となることも多いようです。

主張がどこまで通るかは国や地域、集団ごとに異なりますが、オーストラリアの法廷で、女性がゲイバーに立ち入ることを禁止する判決が出たとニュースになっていました。

 

実際に女性が行きたがるかどうかは別の話ですが、オーストラリア・メルボルンにあるゲイバー側の要求は、「男性を捕食する女性がバーにやってきて、ゲイの男性をストレートに変えることのないように」というものでした。

ゲイバーに来る女性客は、他の男性客をストレートに戻そうと誘うケースが多く、男性客を不安な気持ちにさせることから、性差別の法に触れることなく女性の入店を禁止したいと申し入れていました。

これを受けて裁判所は、日曜日の午後3時以降を除き、女性の入店禁止を許可する判決を下しました。今回の裁定とは別に、店側が女性とのトラブルを起こしたことは今まで一度もないと伝えています。

同性愛者の権利のあり方も変化していると感じる判決ではありますが、完全禁止を許可するというのはダブルスタンダードになりはしないかと、新たな波紋を生んでいるようです。

Australian gay bar wins right to ban 'predatory females'

らばQ【「ゲイバーは女性を立ち入り禁止にしてもよい」と判決が下る】より

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