先週末に行われた選挙に勝利し、イタリアの首相に返り咲いたミランのベルルスコーニ会長。再就任に気を良くしたのか、「ロナウジーニョに続き、大型FWの獲得準備に入っている」と語った。ミランには現在、パト、F・インザーギ、ジラルディーノといった優秀なFWが在籍しているが、ロナウドをヒザのじん帯断裂で失ったことで得点力の低下を招いており、もうひとり核となるFWの獲得が、今夏の移籍マーケットでのメインテーマと言われている。
 
 獲得候補選手として、シュフチェンコ、ドログバ(ともにチェルシー)、エトー(バルセロナ)、トニ(バイエルン)、エトー(バルセロナ)らの名が挙がっている。いずれもベルルスコーニ会長が言うところの「大型FW」に違わぬ実力と実績を誇っている。最終的にどの選手にターゲットを絞るか、今後の動向から目が離せない。