スポーツ裁判は30日、ナポリのウルグアイ人FWサラジェタの「2試合出場停止処分を取り消した」ことが判明した。27日のセリエA第9節ホームでのユベントス戦で、サラジェタはゴールエリア内で相手GKブッフォンと交錯し、PKを獲得していた。

試合後のビデオ審査の結果、一度は「サラジェタのシミュレーションである」と判断したスポーツ裁判は29日、サラジェタに「2試合の出場停止処分」を言い渡していた。この処分に対しナポリ側は「サラジェタがダイビングしたのはシミュレーション目的ではなく、ブッフォンとの接触を避ける為であった」として処分の取り下げを要請していた。ナポリ側の要請が100%認められる異例の処分取り消しとなった。