インタビュー:中川翔子「いつかアニソンを歌いたい」
新ブログの女王、「しょこたん」こと中川翔子が、7月5日にシングル「Brilliant Dream」で歌手デビューを果たした。「しょこたんブログ」は開設以来、アクセス数が1億件を突破。松田聖子の大ファンであり、SOUL'd OUTを神と崇めるアイドル・中川翔子に話を聞いた。
――まず、歌手デビューに至るいきさつから教えて下さい。
中川翔子(以降、中川):いや本当に突然「これ歌うことになりました」と言われて、「えっ!?」って。もうボイストレーニングとか一切なくだったので、「どうするんだ!?」という感じだったんですけど、でもアニメの主題歌ということで是非やりたいと思いました。アニメの歌とか大好きで、アニソンか80年代アイドルの曲かSOUL'd OUTしか聴いたことなかったんですけど、いきなりトランスだったので、「困った、どうしよう」と思いました。けど、歌っちゃうと結構、大丈夫でした。――録音された自分の歌声を聴いてみて、どう思いましたか?
中川:「えっ、なんでこんなに違う声になるんだろう?」ってくらい、人にも「別人じゃん」って言われて、テレビでしゃべってる声が自分の声だと思ってたのでビックリしました。――芸能界に入る前から、歌手になりたいという願望はあったのですか?
中川:なかなか今の時代って、アイドルが歌を歌うっていうことがないじゃないですか。なので、想像はしてなかったですね。でも、いつかアニメの歌を歌いたいな、っていうのはコッソリ思っていました。――歌手以外に何になりたい、とかはあったのですか?
中川:最初は特に、そんなに長く続けられるような自信もなかったので、どんな世界か分からなくて怖いし。なので、あまり深く考えないで。――今回の歌詞の中で気に入っている部分はどこでしょう?
中川:「とにかく1歩踏み出せ それだけで未来は変わる」。なんて貪欲な歌なんだ、って思いましたね。そこがすごく気に入りました。――普段、ブログを書かれてますが、今後、作詞をしてみたいと思いますか?
中川:したいです!好きなモノがいっぱいあって、例えばネコとか、女の子らしいものとか、ピンクでキラキラしてるものとか、聖子ちゃんのような今にはないような歌謡曲の感じとか。あと、SOUL'd OUTさんが大好きなので、いきなりラップとか。――曲を作ったり、楽器を演奏してみたいと思いますか?
中川:絶対無理だ(笑)。まず、どこからがどうなっていくのかが分からないので、ちょっと無理だと思います。――鼻歌から始まって、それが段々と形になり…。
中川:えぇー!?でもすっごい、“ザ・アニソン”みたいなの歌いたいですね。――昔からアニメの歌が好きだったんですか?
中川:はい。――周囲の同世代の女の子とは違うモノを見ていたんですかね。
中川:ハマると、それに一点集中になっちゃうんですよね。――周りで何が流行っているとかは、あまり気にならない?
中川:はい(笑)。