前回・2016年は全勝で“完全制覇”を成し遂げた侍ジャパンU18代表

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◆ 春の王者・大阪桐蔭から6名

 NPBエンタープライズは20日、今年の9月に宮崎県宮崎市で開催される「第12回 BFA U18 アジア野球選手権大会」に出場する野球日本代表・侍ジャパンU18代表の1次候補選手30名を発表した。

 今回発表された第1次候補選手は、日本高等学校野球連盟の技術・振興委員が『第90回記念選抜高等学校野球大会』ならびに『平成30年度春季地区大会』などを視察したうえで選出。今後は『第100回全国高等学校野球選手権記念大会』に出場する選手や、春・夏の全国大会に出場していない選手を含めて選考の対象とし、最終的には今夏の甲子園期間中に18名のメンバーを発表する予定となっている。

 ちなみに、前回(第11回)は2016年、当時は高校ビッグ4と呼ばれていた寺島成輝(履正社→ヤクルト)、藤平尚真(横浜→楽天)、高橋昂也(花咲徳栄→広島)、今井達也(作新学院→西武)が主力として君臨し、大会では左腕の堀瑞輝(広島新庄→日本ハム)が獅子奮迅の活躍。全勝での完全優勝を成し遂げている。

 2大会連続のアジア制覇へ…。高校野球節目の年となる2018年は、代表チームからも目が離せない。

◆ 永田裕治監督・コメント

投打にバランスが取れ、将来性も加味した上で、

現時点でベストな選考をしていただきました。

短期決戦となる国際試合に臨むうえで重要なポイントは、

いかにチームが一つにまとまれるかだと思います。

日の丸を背負って戦う以上は、

全員がチームの勝利に貢献するという気概を持った選手と共に戦いたいと思っています。

今後は、野球の技術もさることながら、

チームの勝利に徹することが出来る選手という観点も大事にして

最終的には、高校日本代表として相応しい18名の選手ができるように努めたいと思います。

今大会は日本での開催ということもあり、周囲の皆様からの期待も感じています。

スタッフ・選手全員が“チームJAPAN”として結束し、

2大会連続6度目のアジア王者を目指して頑張ります。

◆ 侍ジャパンU18代表・第1次候補選手

▼ 投手

吉田輝星(金足農/3年)

佐々木朗希(大船渡/2年)

門馬 亮(藤岡中央/3年)

井上広輝(日大三/2年)

板川佳矢(横浜/3年)

及川雅貴(横浜/2年)

直江大輔(松商学園/3年)

奥川恭伸(星稜/2年)

岡林勇希(菰野/2年)

増居翔太(彦根東/3年)

柿木 蓮(大阪桐蔭/3年)

西 純矢(創志学園/2年)

市川悠太(明徳義塾/3年)

川原 陸(創成館/3年)

▼ 捕手

東 亮汰(三重/3年)

小泉航平(大阪桐蔭/3年)

▼ 内野手

野村佑希(花咲徳栄/3年)

日置 航(日大三/3年)

小松勇輝(東海大相模/3年)

林 晃汰(智弁和歌山/3年)

太田 椋(天理/3年)

中川卓也(大阪桐蔭/3年)

根尾 昂(大阪桐蔭/3年)

山田健太(大阪桐蔭/3年)

小園海斗(報徳学園/3年)

浜田太貴(明豊/3年)

小幡竜平(延岡学園/3年)

▼ 外野手

蛭間拓哉(浦和学院/3年)

梶田 蓮(三重/3年)

藤原恭大(大阪桐蔭/3年)

※名前の旧字は新字に置き換えている場合があります。