かっこいいスタイルはどう作る? 食事を見直す時の4つのヒント

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食事は楽しいものとしていろいろ工夫しよう

私達のカラダは、食べたもの・飲んだものからできています。だから、美スタイルを作り出すのも、トレーニングだけではなくて、食事が重要。『YOLO』Vol.3でも、素敵ヒップの女性達は、みんな食事を重要視していました。

「栄養価の高い食事でエネルギッシュに過ごす」のも「かっこいいスタイルをデザインする」のも食事次第。口にするものすべてが、“明日の私”を作ります。でも、実のところ、今から食事を見直すのも、食事に関する情報が多すぎて大変。そこで、本気で食事を見直したいあなたに、4つのヒントを紹介しましょう。

1:糖質は上手に食べ分ける
現代人は、炭水化物を摂りすぎ…とよく言われますが、まったく食べないのはNG。食物繊維が取れなくなって、かえって体を壊してしまします。上手な食べ方は、一回の量を半分程度にしながら、きちんと他のおかずなどとも合わせて、バランスよく食べること。目安は炭水化物=自分の体重の数字×1.5倍です。特に栄養バランスがよくヘルシーな和食は、美容や健康の維持に有効と言われています。東北大学の研究チームの発表によれば、特に1975年ごろの和食が「最も健康的」なのだとか。その特徴は、魚介・豆類・野菜・果実・卵・海藻類などの多くの食材を少しずつ摂っていたこと。食物繊維も豊富なことから内臓脂肪がつきにくく、がんの発生率も低かったとのこと。ご飯の量を減らすなら、簡単でしょう?

2:新しいメニューを開拓
気がつけば、いつも同じメニューを繰り返している。…ということはありませんか? そうすると、知らず知らずのうちに、栄養が偏ってしまっているかもしれません。買い物に行った時に、「見たことない」「使ったことない」という食材があれば、ぜひ、取り入れてみましょう。インターネットで検索すれば、ほとんどの食材は調理法を知ることができますし、料理のレパートリーも増えていきますよ。話題のスーパーフードもどんどん試してみましょう。まだまだ知らない美味しさが世の中にはいろいろあるんです。

3:『タンパク質』は大の味方!
最近は、「カロリーが高い」というのも既に古い情報。今や、脂質だっていくらでも食べていいんです。でも、まだ肉などの高タンパク食品をあまり摂らないようにしているという人も多いのではないでしょうか?実は、タンパク質が不足すると、筋肉量が落ちて基礎代謝が下がり、エネルギー効率の悪いカラダになってしまいます。基礎代謝を上げるためには、タンパク質は必要不可欠。1日あたり、自分の体重分の数値をgに直した分だけは、最低摂取しましょう。50kgなら50gです。肉・魚・卵・チーズなどの代表的な食品の他、手軽なプロテインを取り入れるのもオススメ。

4:「特別な日」と「日常」を使い分ける
季節の行事や祝いの日といった「特別な日」と、いつも通りの「日常」では、食べるものが変わってくるものです。カラダが喜ぶ食事にするには、これを使い分けて、どっちも楽しむことが大切です。いつもいつも豪華な食事では、カラダが疲れてしまうし、かといって、毎日シンプルな食事では、食に対する喜びを忘れがちになってしまいます。適度に使い分けてメリハリをつけることが、食事からキレイを作る秘訣です。

 

ライター:中村千春/YOLO編集部
出展:『颯爽美人になる心と体の筋トレ』