シンガポールの航空ショーでデモ飛行を行うマレーシア空軍のスホイ30戦闘機(2016年2月16日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】今週、東シナ海(East China Sea)で中国軍の戦闘機2機が米軍機に異常接近し飛行を妨害したとする米空軍の発表に対し、中国国防省は19日の声明でこれを否定した。

 中国国防省はウェブサイトに掲載した声明で「5月17日、中国領海の黄海(Yellow Sea、東シナ海北域)上空で米国の偵察機が活動していたため、法に従って、中国機がこれを確認・調査するために行動した」と述べ、この行動は「プロフェッショナル」で「安全」なものだったと主張した。また「関連する米国側の見解は事実と一致しない」と述べた。

 米空軍はこれに先立ち同じく19日に発表した声明で、米軍の大気観測機WC135が国際空域で通常の任務を行っていた際、中国軍のスホイ30(SU-30)戦闘機2機に妨害されたと述べていた。

 米空軍は「WC135は国際法に従って活動していた。現在もこの事態について調査中だが初期段階の報告では、米軍機の乗組員はプロらしからぬ妨害だったと述べている」と発表している。

 WC135は大気中の放射性物質を収集し、大気から核実験の兆候を解析するなどの任務に使われている。
【翻訳編集】AFPBB News